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羊の木(3) (イブニングKC)

羊の木(3) (イブニングKC)

羊の木(3) (イブニングKC)

作家
いがらしみきお
山上たつひこ
出版社
講談社
発売日
2013-01-23
ISBN
9784063524451
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羊の木(3) (イブニングKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

刑期を終えた元受刑者を地方都市に移住させる極秘厚生事業。極秘とは、隠蔽をも意味する。その隠蔽という状態を利用する者がいる一方、隠蔽する行為こそが、実は人の本音や本性を炙り出す機能を果たすこともある。のろろ祭りのご神体のろろの仮面を被り、犯罪を起こす者。まさしくそれは、仮面を被ることで目的を実行しているつもりが、仮面を被ることで眠れる人の本性が炙り出された結果なのかもしれない。

2014/06/24

そのじつ

相手を蹴落とそうと下劣な諍いを繰り返す不倫女ふたりに、馬を使った賭けを持ちかける大野。それが大真面目なのかおもしろ半分なのか分からない。どちらにしても狂気を感じてコワい。そして法務省の三田村がもたらすショッキングな情報も真面目なのかふざけているのか分からない。エグくて悪趣味すぎる、笑っていいのか引きつってしまうギャグと、笑い事じゃない殺人事件が同じ熱量で描かれている異色作。山上&いがらし、異能の作家が作り出す不穏で先が読めない(それだから読むのがやめられない)作品。

2013/10/28

nori

Pinanood ang pelikura sep05 2019, matapos binasa ang nobel ng 手紙 ng 東野圭吾. Nabasa ko yung website, alam ko na ang orihinal na manga at naintindihan ang kondisyon ng storya di limitahan ng reality sa nobel. Sa ilagay ko, mas malalim na nangyayari ang 手紙

誰パンダ

登場人物が全員怪しいミステリーみたいになってきた。市長自身も怪しいという匂いを放ち、読者を混乱させる。月末だけが下世話で逆に清涼剤的な効果を担っているという謎。

2018/09/12

筋書屋虫六

kindle版で一気読み、つづき。 馬に蹴られるチキン対決は何をしたかったのか分からないけど、こういうナンセンスなエピソードを挿入してくるところは好きです。三田村、怪しい…?国家プロジェクトから離脱して魚深市の状況がツイン・ピークス化してきた? 山上先生の書き下ろし小説は「模型」。

2018/02/12

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