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さよならタマちゃん (イブニングKC)

さよならタマちゃん (イブニングKC)

さよならタマちゃん (イブニングKC)

作家
武田一義
出版社
講談社
発売日
2013-08-23
ISBN
9784063524772
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さよならタマちゃん (イブニングKC) / 感想・レビュー

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yoshida

突然の癌宣告。重い病気をすると今迄の価値観や、平穏な日常が大きく変わる。著者は奥さんを始め、仕事場の人達もみんな良い人でよかった。奥さんも良性とは言え子宮筋腫で大変だったと思う。やはり周りの人に支えられて生きているのだなと実感。職場の皆がしんどいけれど、著者の復帰を待ってくれた場面にぐっときた。奥先生の言葉「迷惑かけたくない気持ちも分かりますけど、病気なんだからそれはあきらめませんか」有難い。

2014/10/26

いつでも母さん

読メで知った本。内容と文章がこの絵と合っていて、ホッコリとじんわりと心に染みて読了した。進むほどに主人公夫婦や登場人物に感情移入した自分がいた。どんな病気でも本人にとっては大問題で・・それは家族も同じで・・せつないなぁ。治療の苦しさ辛さを支えるのはやはり伴侶や家族だよねえ。私の亡き父も入院が長かったので看護師の方々とも親近感が出来て、無事退院の時は感無量だった事を思い出した。そして、血管確保の苦手な看護師に当たった事があるので「ガンバレ!」と願ったよ。これは闘病されている方への応援の本ですね。

2015/02/05

あん

約一年ぶりに再読しました。精巣腫瘍に罹ったマンガ家さんの闘病記。何故自分が癌にという気持ちから辛い治療に立ち向かっていく様子や、支えてくれる早苗さんとの関わり、医師や患者さんとのやり取りがリアルで何度も辛くなりましたが、優しい絵柄に助けられてなんとか読了できました。病気も贈り物といえる武田さんが素晴らしいです。日々生きていることに、健康であることに感謝しなければと思わせる良作です。

2014/11/08

kanon

恵まれてるよなあ…本当に。周りの人々に。ことごとく性格の良い人に出会う。羨ましい。凄い怖い病気にかかってしまったことだけが不幸で、それ以外のことは全てが良い方向に進んでいた印象。でもこれだけ周りの人に恵まれて、これが結局不幸の話でしたー…じゃちょっと微妙だよなあ。ご都合主義…と言いたいが、それだけは違うのだ。”リアル闘病記”なのだから。苦しんだ人がいて、心配した人がいて…その”リアル”な雰囲気は、漫画の中からも伝わってきた。副作用あるようだけど、愛嬌のある絵で好きです。武田さんのこれからの活躍を祈りたい。

2014/08/02

はつばあば

この絵はどこかで見たが戦争モノじゃなかったかなと。そして帽子に点滴棒、こりゃヤバい。読み友さんにお借りした本なのに中々読めない。それでも何ヶ月もお借りしているわけにはいかないと飛び込みました。幾度もの入院中に遭遇しました癌の方達に。「前向きに生きる」のは癌の遺伝子の少ない人。家族に癌で亡くなった祖父と父を持つ私には母方の老衰死にイチルイノノゾミに託しております。もう夫共にお互いがヨレヨレ。いつ何時何があるかわからない。「48から後家さんやったわね」と笑ってはいるがもう少し読書で人生を謳歌したいものだ

2018/08/26

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