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ゲレクシス(2)<完> (イブニングKC)

ゲレクシス(2)<完> (イブニングKC)

ゲレクシス(2)<完> (イブニングKC)

作家
古谷実
出版社
講談社
発売日
2017-03-23
ISBN
9784063546620
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ゲレクシス(2)<完> (イブニングKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

この世にいてもいなくてもいい比率が完全に完璧に半々になった人間。ゲレクシスになる、それが条件だ。ゲレクシスは人間に見られると死ぬ。その瞬間、この世にいてもいなくてもいい比率が半々でなくなるからだろう。これまで古谷実は、善と悪、生と死、その境界線上を歩くキャラクターを描いてきた。しかし、実はそうではなく、細い一本のロープのどちらか側に落ちた人間を描いてきたのだ。つまり、細いロープの上を歩くことは奇跡に近いということだ。比率が完全に完璧に半々のゲレクシスは、細い一本のロープ上を歩く奇跡である。(つづく)

2017/04/03

ネロ

驚愕!終わっちゃった!ほんとに終わらせよったでー!!笑 なんてズルいんでしょうか…でも、なんというか、あっぱれでした!ほんとになんて言っていいのかよくわかんないけど、こんなに自由に漫画描いて世に送り出せる人がいることが素晴らしいと思ってしまいます。人の夢を見せられているようなってこんな感じなんですかね。奇妙な三人の友情、倉内さんとの会話の妙、もっと楽しんでいたかったけど、この潔さもまた良し、なんですかね。

2017/05/14

kanon

完結か笑 リアルタイムで今作は追おうと思った傍から完結である。これはどうだろう、映像化されるのかな。古谷作品はやはり何とも言えないのだが、特に何とも言えないよねこれ。こう、深いことを無理矢理考えようとするんだけれども、届かない感じ。だからもう、この作品はただ単に「最高のバウムを焼いてやる」って思えるくらいの存在に出会えた40歳の話なのである。

2017/05/29

ako

最終巻。突然人間に戻ったと思ったらまた…この後仲間を探すんだろうな。何なのかさっぱりわからなかった。

2017/04/28

akihiko810/アカウント移行中

古本漫画。「この世にいてもいなくてもいい比率が完全に半々になると、卵みたいな見た目の異世界人ゲレクシスになる」という作品。5.5/10点  古谷がシュールギャグに回帰したのかと思って読んだのだが、本作は凡作だろう。意味深でいて深読みしようとすればいくらでもできるが、特にそうする意味はないだろう。自分が「いてもいなくてもいい」人間にならないようにする警句くらいの意味はあるか

2020/06/28

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