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ヒミズ 4 (ヤングマガジンコミックス)

ヒミズ 4 (ヤングマガジンコミックス)

ヒミズ 4 (ヤングマガジンコミックス)

作家
古谷実
出版社
講談社
発売日
2002-07-05
ISBN
9784063610550
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ヒミズ 4 (ヤングマガジンコミックス) / 感想・レビュー

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とんかつラバー

稲中のギャグのイメージが強い作者だが、作品の中にふっと見せる闇を凝縮したような話だった。思えば2000年前後って就職氷河期が当たり前になってバブルなんて遠い夢の話で、今では「底辺」という言葉で括られるけど社会の不条理が身近になってきて若者は自分探しをしたりしても結局何にもない時代だった。この主人公が漫画の中の特別な存在に思えないのがこわい。

kanon

人生の意味を考えさせられるのだった。最初からずっとそのことを考えている住田くん。でも、そういうことを考えている時って生きているって感じがすると思う。たとえ見つからなくても。

2017/01/11

かに

昼休憩中に読了。このラストはやるせない。映画のようなラストにつながるんだろうと信じたい。園子温が震災後に脚本を変えたらしいけども、頷ける。これじゃ救いがないじゃないか!映画ではホームレスのおっちゃんである夜野は、マンガでは中学生。ところどころ設定が違うんだなぁ。まず映画をみてからマンガを読むことをオススメする。「決まってるんだ。」と言われたって、それを覆す生き方をしたい。

2013/07/02

袖崎いたる

いま病気なのか、これまでもそしてこれからも運命なのか。いま目の前にある現実が、自分の人生全体を代表するように思いこむのは確かに病気なのかもしれない。けれど病気という言い方を使えば、病気という所見も運命という見解も、どちらも想像力に拠る幻想、症状であるからして、一概に健常者のそれと区分けない度胸の方がつつがないかのようではないか。

2017/12/27

sskitto0504

そうだよなぁ…ハッピーエンドなんて起こるわけがない話だけど、なんかやるせない…母親がいれば、借金さえなければ、すぐに自首してれば…たらればが少し違うだけで何かを変えれたような、でも変わらなかったような。辛いな、これ。

2016/04/23

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