NANASE 4: The Telepathic Wanderers (ヤングマガジンコミックス)
NANASE 4: The Telepathic Wanderers (ヤングマガジンコミックス) / 感想・レビュー
いわし
筒井小説のコミカライズ。「七瀬ふたたび」がメイン。他人の思考が読めるテレパスの能力を持つ超能力者・火田七瀬が事件に巻き込まれたり、他の超能力者と出会ったり。最近は超能力者が無双する漫画が多いけど、考えが読めるだけで非力な七瀬はピンチの連続で、むしろ美人であるが故に他人の頭の中の卑猥な妄想が流れて来る分、よりいっそう不安を煽られる。つまり、「サイレーン」や「はだかの林檎」でサスペンスやエロを描く山崎先生とは好相性。原作は50年前、漫画は20年前。先を行き過ぎてる筒井康隆はタイムトラベラーなのではないか。
2022/11/15
にゃむこ@読メ13年生
能力者を排除する者達との壮絶な闘い。ラストは予想だにしない。能力者故の苦悩が存分に描かれた作品でした。原作も読んでみようかな。
2017/08/19
阿部義彦
3巻までは過去に読みましたが、最終巻の4巻をみつけたのでまとめて読み直しました。七瀬ふたたびを忠実に漫画化しています。本当に悲しく切ないラストでしたよね。七瀬三部作は、すこしまえに読み直してだいたい覚えてますがラストの「オイディプスの恋人」は、本当にスケールでかすぎて、なにこれー、って位圧倒される本当にしてやられた感のある禁じ手みたいなオチでしたよね。新潮に筒井さんの330枚の大作「モナドの領域」がのるので絶対買いますよ!←なんか凄く評判みたいなのです、さすが今や日本SFの長老ですぞ!
2015/09/14
exsoy
自然を呪う
2010/09/04
わをん
原作じゃ別に美人の設定じゃなかったと思うが…。一条ゆかりと一緒で、いつも主人公が美形の山崎さん。
2011/02/12
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