わにとかげぎす(3) (ヤングマガジンコミックス)
わにとかげぎす(3) (ヤングマガジンコミックス) / 感想・レビュー
山田
ダメ人間代表の32歳オッサン独身主人公、富岡を中心に繰り広げられる闇は一旦、幕を閉じた。貯金が底をついた富岡は新たな職(警備員)を得る。そこでも新たな出会いあり、珍事ありのパラレルワールド満載の古谷節を存分に味わってくださいw普通に生きるとは何か?本当の幸せとは何なのか?を真剣に考えている人に自信を持って勧められるシリーズ📖
2024/08/08
かに
2巻との落差がすごい。あの展開から平凡な日々の恋の話になった。あそこまででかい出来事を描いておいて、次巻では引きずらない感じがすごい。でも、実際そういうもんかもしれない。でっかい出来事も、時が立つとその記憶も薄れ、忘れ、ふとしたときぽっと蘇る。登場人物が結局みんないいやつだ。
2013/08/24
うさを
極端さは不安を喚起する。もちろん斎藤君のこと。でも、主人公は、そういうキャラに優しい。1巻でのオジサン、2巻での雨川、花林同様、主人公は斎藤君を、こう言ってよければ、たぶん愛している。羽田さんが149頁で嫉妬するくらいに。そういう意味では、主人公も、共感性という面で極端な高さをもつキャラクターである。主人公のような共感性の極端な高さと、斎藤君のような極端な低さが混在している。
2011/10/16
overture(マンガ用)
境遇としては富岡と斉藤は似ている。でも斉藤が自分から積極的に周りを避けてきたのに対して、富岡はいつのまにか孤独でそれを自覚した時に変わりたいと思うようになったことが違うように思える。斉藤が変わりたいと思うようになってからも、向こうから突然きた出会いやコミュニケーションを拒否しないことで徐々に変わっていく富岡と違い、自分から急に変わろうとしてうまくいっていない印象を受ける。似ているようで二人は対照的なのかもしれない。
2012/04/22
サカナ
この人のマンガってどんな平和な場面でも、てか平和であればある程、次の瞬間転げ落とされそうで読んでて怖い。でも読んでしまう!斉藤さんはけっこう良いキャラやった。
2009/03/20
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