恋と軍艦(4) (講談社コミックスなかよし)
恋と軍艦(4) (講談社コミックスなかよし) / 感想・レビュー
匠
中学生のカナが小さな胸を痛めてるのはなんだかとても不憫。両親の不仲、東京から来たというだけでよそ者扱いされる閉鎖的な感情、好きな町長が住民から反感を買うなど、彼女には色々な試練がのしかかるけれど、友達はちゃんといるし、恋をしているせいか結果的には前向きになってるのが救い。しかし、あちこちに散りばめられた伏線、どう回収していくつもりなのだろう。入市のピアスや町長の思惑やカナの家族の今後、晶の漫画家への道、他にもあるよね。この作品、単なる恋愛モノに終わりそうにないから楽しみでいられるのだなと今更気づいた。
2013/07/14
ソラ
恋愛だけじゃなくて町民たちの対立とかいろいろあって先が気になるところ。この作品に出てくる大人たちが何を考えて行動しているのか見えないのは、レビューにもあったとおり、子供目線で描かれているからかな?
2014/06/14
まりもん
レンタル。せっかく子供達がとても良い劇をしたのに、町長さんはどこに向かっているの?和解の道はないのかな?
2013/06/21
抹茶
まず帯を見てビックリ。男×男の愛って・・・!深読みしてしまうのは、それっぽい描写があるからでしょうか。次巻では入市の過去の恋愛が読めそうなので楽しみです。香菜と晶には冷たくあたるけどしっかりしていてたまに優しい。そのギャップがまた良いなあと思います。文化祭の劇は子供たちがやるからこそ伝わることかなあと思います。このまま上手くいくかと思いきや、町長さん最後で爆弾発言。町長さんと入市の関係も含めてこれからが気になります。
2013/05/11
福猫
香菜を取り巻く大人の事情。別居中の両親。父の恋人の存在。反町長派の人々。そして…町長とサーシャの微妙な関係。子供の香菜には与り知らぬところで、大人の事情は香菜を巻き込んでいく。そして…東京モンという小さな差別。いつまでたっても東京から来た子というレッテルは張られたまま。いがみ合うことなく、仲良く楽しく生活したい。そう考えるかな。良い意味でも悪い意味でも素直な子です。それにしても…サーシャ。過去に何があったんだろう。あの骨は誰のもの?謎を呼ぶ4巻です。
2013/05/19
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