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萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造

萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造

萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造

作家
堀田純司
出版社
講談社
発売日
2005-04-01
ISBN
9784063646351
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萌え萌えジャパン 2兆円市場の萌える構造 / 感想・レビュー

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阿部義彦

クールジャパンを一望出来る好著だと思います。浅く広く、メイド喫茶から始まり、抱き枕、等身大フィギュア、アイドル、美少女ゲーム、声優まで、オタクから言わせれば表面だけなぞって深くないと思われるかもしれないが、おじさんみたいな門外漢が凡そを辿るのには良かったです。でも私がどれかひとつでもハマれるか?といえば答えはNOですね。アニメに興味が無いというのが致命的ですね。(私の一番好きなアニメはビートルズのイエローサブマリンですから、察して下さい。)でも本当にこの頃のゆうこりんはめちゃ可愛かったですね。(遠い目)

2018/05/13

明智紫苑

以前図書館で借りた本を買って再読。日本のオタク文化は良くも悪くも「豊か」だが(ただし、『嫌オタク流』では逆に一種の「貧しさ」が批判されている)、現代の消費の主役は女性だと指摘していながらも本の内容は男性中心なのが物足りない。まあ、あるオタク女性が「自分がオタクであるのを隠さずにオタク男子と結婚するくらいなら、自分がオタクであるのを隠して非オタク男子と結婚したい」などと言っていたようだし、「オタク女子」とは(腐女子を筆頭に)要注意物件なんだろうな。

2016/06/17

kokekko

コミケや同人市場の盛り上がりってすごいよな、と思ったものの考えてみれば具体的なデータや『萌え』の何たるかを研究した本なんて一冊も読んだ事がない事に気付いて愕然とした。というわけで本書をチョイス。題名がアレなので若干及び腰で読み始めたが、アニメ、同人ゲーム、キャラクター性、フィギュア、声優など、内容は極めて具体的。バイアスも見られない良書。二兆円と銘打っているがマーケティングについて論じているのではなく、萌えの何たるかを個々の事象から概説している印象。巻末の参考文献もそこそこ充実。

2010/09/01

結城あすか

変な先入観などで予め路線を敷いたような本じゃなく、あくまで現代の日本に溢れているオタク文化が社会にどのように現れているかということを、ありのままに受け止めて紹介している本だにょ。著者自身に偏見とか先入観があったら、とてもこんな本は掛けないだろうにょ。かといって、変にこの分野で論者を気取ってる人間が書いたら、自分の主義主張に偏った恣意的な内容になるのも見えてるんだけど、そんな心配も無いにょ。ま、本当の意味で一般人に読むのを薦められる数少ないオタク文化の紹介本だにょ。

2006/10/19

xtc1961ymo

初音ミクの登場前であるが当時の萌え市場の概要が、声優、コスプレ、等身大フィギア、メイドカフェ、抱き枕、ギャルゲー、などと章立てられ、図版も多くまあ楽しませてもらったが、私はアニメが駄目な人間なものでキャラクターに萌える事はないです。人形、フィギアは場所をとるから、CDや本より、沢山の空間を確保するので大変そう。何より音楽は流せば消えるからそこが良いと思った。でも身銭を切る趣味は持ってると良いなあ。

2014/10/09

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