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水域 下 愛蔵版

水域 下 愛蔵版

水域 下 愛蔵版

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2011-01-19
ISBN
9784063648461
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水域 下 愛蔵版 / 感想・レビュー

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ぐうぐう

祖母、母、娘、それぞれが水底へと誘われて行く。そしてそこで、それぞれがなくしたものと再会する。これは、忘れようと心の奥へと沈めた記憶と出会う物語であり、そこにあった傷と向き合い、そしてその傷を癒していく物語だ。過去という記憶の積み重ねの、その先にしか、明日という未来はないのだということを教えてくれるエンディングは、せつなく、かつ、感動的だ。

2011/01/31

ほむら

「水」をこんなに美しく儚く描いた漫画家はそうそういるものではないと思う。周りの音がすべて遮断されて、何か得体のしれないようなものに取り込まれていくようなあの感覚と、それと相反するひどく美しい世界。たぶん本当に、こんな綺麗な村がいくつもダムに沈んできたのだろうな。下巻は上巻より、人間関係がわかって終始涙を誘われていた。やっぱりこの人の描く作品がすきだ。

2012/10/25

うどん

離れれば離れようとするほど、忘れようとするほど・・・ 人間うまく出来てないね

2011/02/08

蟲師とは世界観が異なるものの、確かに同じ空気があり大満足。 結局、「竜神」と「異常気象」には繋がりがあったのか、あの村は何だったのか?疑問も残るので気持ち悪いとかんじる人もいそうだが、人智を超えたものの答えが出ないのは当たり前かなと心に蓋をします。 まあ、愛蔵版を買って後悔は無いです

2011/01/27

geki

ダムの底に沈んだ村。滝に棲む竜。滝壺に消えた少年。夢の世界に誘われた少女。至高のノスタルジックファンタジーがここに。各々が過去への想いに訣別するシーンには潤と胸が熱くなる。

2014/12/24

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