金魚坂上ル 1 (デザートコミックス)
金魚坂上ル 1 (デザートコミックス) / 感想・レビュー
ソラ
何となく読み進めていくと、この作品はちょっと変わった子がすくい屋という稼業を通じて街の人や不思議な存在と触れ合っていくというほのぼのとしたものになるのかと思いきや、最後はなかなか衝撃的な展開だった。ローゼンの作者だからタダでは終わらないとは思ってたけど
2012/12/23
玉響
電子書籍無料版にて読了。坂の多い町。鳥居が並ぶ神社。透き通る程の透明感のある水。水中を優雅に泳ぐ金魚。幾つもの折り鶴。妖しい狐の兄妹。物語全体からどこか懐しい雰囲気が漂っています。大切だった思い出。胸に留めておきたい“今”。どうして忘れてしまったのだろう。あんなにも鮮烈に脳裏に焼き付いた記憶を。必死に探して、繋ぎとめて。失ったカケラを拾い集めては幾度となく零れていく様を見つめながら、今日も私は「すくい屋」としてこの町を駆ける。この坂を登りきれば、私の失くした記憶に辿り着けるのだろうか――。
2016/02/04
桜流し
【借り物】「すくい屋」という人助けをしながら思い出の"カケラ"を集めていく少女の物語。下町のレトロな雰囲気や透明感ある描写が、まるで金魚鉢を眺めているようでとても素敵。「坂」や「金魚」に惹かれたのはもちろんですが、個人的には宮沢賢治の童話を絡めたところに一番の魅力を感じました。主人公のことは蒼馬との会話で何となく気付いていましたが、それでもラストは衝撃的です。蒼馬の気持ちを考えると辛いなぁ…。続きが気になります!
2013/12/15
どんぶり
この作者さんの名前は知っていたのですが、読むのは初めてです。グループ?なんですね。CLAMPみたいなものなのかな?調べてみないと!笑 1巻はまだまだ謎だらけ。過去に何かがあった(らしい)主人公「花小野にしき」は坂だらけの小さな町ですくい屋という何でも屋さんをしています。すくい屋をしながらカケラを集めているにしき。幼なじみの蒼馬のことも何やらうろ覚え?世間の常識も少し足りないようです。そんなにしきが出会ったのが、大学生の紺さんと小学生くらいの朱(あかい)。朱ちゃんは自分達のことを狐だと言ってますが…。
2013/09/05
奏都@感想補填中
ローゼンメイデンの作者さんだ…!とレンタル。なにやら色々な作品を描く祭り?のうちの一作らしいのですが、正直ローゼンメイデンより好みでした。この、時間がゆったり流れる感じの話ほんと大好きです。でもキツネ!?が絡んでくるとか、にしきがラストで全ての記憶を忘れてしまうとか…急展開な感じは相変わらず。置いてかれないように気を付けないと…。『きつねの窓』作るの難しそうだなぁ。弓道部のマネの子があからさまにイヤ~な感じですね…。でもなんか翠星石思い出すのは何故wムクレ顔とか似てるからかなぁ。
2013/04/20
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