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神州纐纈城 下: マンガ 国枝史郎「神州纐纈城」より (講談社漫画文庫 い 2-13)

神州纐纈城 下: マンガ 国枝史郎「神州纐纈城」より (講談社漫画文庫 い 2-13)

神州纐纈城 下: マンガ 国枝史郎「神州纐纈城」より (講談社漫画文庫 い 2-13)

作家
石川賢
ダイナミック・プロ
出版社
講談社
発売日
2006-03-01
ISBN
9784063703023
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神州纐纈城 下: マンガ 国枝史郎「神州纐纈城」より (講談社漫画文庫 い 2-13) / 感想・レビュー

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花乃雪音

国枝史郎著の原作小説が未完ならコミカライズの本作品もまた未完となった。主要人物が家族関係にあったことが明かされていく。父であった纐纈城主と土屋庄三郎は対峙する。そのような最中、纐纈城の力を手にするため侵攻してきた織田信長だが庄三郎の説得で陣をひく。ただし、他の地に新たな纐纈城を生み出す兆しを残していく。それならば、タイトルを信州を舞台とした信州纐纈城でなく日本を舞台とした神州纐纈城としたことに納得がいく。

2019/08/03

brink

石川賢描くマンガ版。面白い。孤立無援で親兄弟と敵対し地獄道を突っ走る庄三郎の方を応援してしまうなあ。春夜さんが死ななかったら城主にならなかったのかもと思うとなんだか悲しい。きれいに終わるかとみせかけて、ラストはいつもの感じでした(笑)

2011/07/09

miroku

荒唐無稽にして破天荒な物語。 広げ過ぎた風呂敷を、例によって畳めない石川賢が好き♪

2009/06/27

ビッチュウ

非常に面白かった。 前半の血絞りを綿密に描いていたが、物語はその人間の血にこそ主眼が置かれていく。血から辿る人類をルーツを知り、それでもなお立ち向かう主人公勢に対しそれもまた輪廻でしかなく、それら循環の歴史を断ち切り神霊に挑もうとするラスボスの構図は単純な善悪図ではなく、まるで作者の『魔獣戦線』のようなものを感じとられずにはいられず、もはやどちらが主人公かも混沌としていく終盤はお見事!最後の展開も石川版『魔界転生』的でもあり、作者の伝奇時代劇モノらしさが全開で楽しい作品でした。石川賢原作あり漫画の王道!

2023/02/05

国枝史郎著『神州纐纈城』の石川賢版コミカライズ下巻であります。纐纈城攻略に織田軍が鋼鉄戦艦で臨めば、武田軍は対抗するように巨大戦車を持ち出してきます。上巻もどこまで原作に沿っているのか不穏になる内容でしたが、どう考えても原作通りにお話を作っていませんよね…。ひたすら凄惨でグロテスク、救いのない戦いは時代劇版『デビルマン』といったところ。ボルテージは凄まじいものの、光明優婆塞や主人公たちの母親の拍子抜けな扱いといい、きれいに退場したはずの纐纈城主のとんでもない再登場といい、いろいろとそれでいいのか。星4つ。

2018/09/25

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