四月は君の嘘(9) (月刊マガジンコミックス)
四月は君の嘘(9) (月刊マガジンコミックス) / 感想・レビュー
優愛
生きたいと言って。死にたくないって叫んで。言いたいことはたくさんある。だけど僕にはそんな無責任なことは言えない。だから弾くんだ。音楽は言葉を越えるって、そうやって生きていく人種なんだって、僕は表現者なんだって君が教えてくれたから。君が僕を強くした。「挫けそうになる私を支えて下さい」そう言ったんだ。夢を勝手に諦めるなんて許さない。もう後ろ姿はたくさんだ。君の隣を歩けるように頑張るから。だからもう一度あの舞台で弾こう。いつかワルツを、二人で。聴いてくれる人達が、僕達の自由な音楽を奏でられる場所があるから。
2015/03/19
匠
表紙がかをりじゃないなって思ったらなるほどそういうことか。今回は紘子先生の視点で10代の彼らの成長を見守るような気持ちで読んでいる自分がいた。連弾のシーンには不覚にも涙が。曲名はチャイコフスキー作曲、ラフマニノフ編曲の『眠れる森の美女』より『薔薇のアダージョ』と『ワルツ』。絵からだけでもその気迫と緊張感や観客の雰囲気は伝わってくるけれど、アニメ化されて音と動きが加わったらこの作品はさらに感動できそうなので、今年10月からの放送開始が今からとても楽しみだ♪
2014/06/30
抹茶モナカ
かをりは、公生に自分の病気は、あまり良くないことを伝える。母親とかをりの姿が重なり、公生は見舞いに行けなくなる。渡に諭され、見舞いに行く。公生は、かをりを勇気づけるために、凪と学校祭で連弾し、かをりは携帯電話からその模様を見る。ラヴェルの名前が出て来て、『亡き王女のためのパヴァーヌ』が読んでいて、思い出される。
2014/11/03
どんぶり
んーこの作品は時々盛り込まれる詩的な文が魅力です。多分「」がついてる文は何かから取り入れてるのかもしれないけど、何からなのかわからないのが悲しい。今回も演奏シーンには鳥肌が立ちました!実際には聴こえてないのに、伝わってくるこの空気感がたまりません。なんだか演奏にも台詞にも心打たれっぱなしな作品です。祝アニメ化ということでもう楽しみでしょうがないです!夢にまでみたピアノ演奏が聴ける!楽しみでわくわく♪
2014/05/20
みい
「いくつも知らない自分を発見してーいくつもの知らない自分と向き合う。それもたぶん恋をするってことなのかな」椿ちゃんが前に前進している。その気持ち、わかるよ!くるみ学祭にでることになる。凪ちゃんと公生の演奏、凄かったなー。藍里兄弟も前へ進み始めた!東日本ピアノコンクールが楽しみだ!
2015/07/16
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