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へうげもの(8) (モーニングKC)

へうげもの(8) (モーニングKC)

へうげもの(8) (モーニングKC)

作家
山田芳裕
出版社
講談社
発売日
2009-02-23
ISBN
9784063727746
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へうげもの(8) (モーニングKC) / 感想・レビュー

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momogaga

レンタル。桃山時代のトリックスター古田織部。千利休とは違った軽さが信条。

2019/10/15

眠る山猫屋

再読。シルバーな表紙も眩しい8巻目。伊達政宗が、今回は黄金色に輝く上洛道中。古田織部と高山右近、悪いよなぁ。伊達政宗、見事に手玉にとられてます。一方、利休の反撃はここへ来て、明智の才を摘み取ったのが己の業だと気づかされ、覚悟の質が真逆のベクトルに。悲劇は確定した。

2016/05/21

さらば火野正平・寺

利休は毛利輝元はじめ諸将を懐柔して反秀吉の一大勢力を作り上げんと企てる。豊臣秀長の死。そして伊達政宗と蒲生氏郷の大喧嘩。石田三成は権勢を誇り利休譴責に努める。家康から光秀の辞世を聞いた利休の衝撃。シビアで濃いやり取りの中、織部のひょうげ振りが光る。甲冑姿で張り付け台を背負う政宗がモビルスーツの様に格好良い。出雲の阿国らしき女も登場。そして利休の死の決意。

2013/10/31

だまし売りNo

豊臣秀吉と朝鮮王朝の使者の謁見シーンが面白い。日本側は高麗井戸茶碗という最高級の茶碗でもてなした。ところが、朝鮮の使者は「この国では、貴人にもこんな粗末な器を出すのですか」と馬鹿にする。朝鮮の使者が日本側を馬鹿にするが、読者からすれば美を知らない朝鮮の使者が愚かしい。価格と品質が比例するという類の浅ましい拝金主義は美の対極にある。

2018/08/31

33 kouch

下の句は蛇足だ、という明智の侘びの境地が俳句へ繋がる?著者の独自の解釈なのか面白い。 己を見つめ直し、削いで残ったものが真の侘。付け足したり混ぜるのでなく成長・発展とは削ぐことなのかもしれない。奥が深い。。

2022/12/27

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