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かぶく者 5 (モーニングKC)

かぶく者 5 (モーニングKC)

かぶく者 5 (モーニングKC)

作家
たなか亜希夫
デビッド・宮原
出版社
講談社
発売日
2009-06-23
ISBN
9784063728040
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かぶく者 5 (モーニングKC) / 感想・レビュー

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だまし売りNo

連獅子の話が終わり、四谷怪談に入る。連獅子は人を信じるというありきたりな話で終わった。寿命が尽きる病気を抱えているのではないかと思ったが、そのようなことはなさそうである。梨園の御曹司が焼き鳥の美味しさに目覚める。高級料理よりも美味しいものがある。値段と味は比例しない。

2023/01/28

夜の女王

☆☆☆ 銀乃助と新九郎の完璧にシンクロした連獅子。が、見物あっての芸!と、人形の世界から新九郎に無理やり引っ張り出されて覚醒するシーンがいい。続いて、『四谷怪談』伊右衛門役に大抜擢された新九郎。そこには大御所の黒い思惑が・・・見物の気を取り込んで芝居を作り上げていく新九郎と型の持つ凄みを体現する月之助の対決。それは歌舞伎界の未来を決めるものだった。だけど、血筋と型に凝り固まった梨園を改革しようとするお方が、新九郎の血に期待するってのも矛盾してるよな~。それにしても月之助のお岩は鳥肌モノだった。

2014/09/29

半兵衛

連獅子、四谷怪談。連獅子の終盤に鳥肌が立った。そしてアウェイでここまで気持ちを燃え上がらせることが出来る凄味。しかし梨園の壁は厚いんだなぁ。もし自分なら…ダメだ(笑)型をうつす事と生きた芸の狭間で悩む新九郎。「まずは土俵に上がる!勝負はそっからだ!!」守破離ですね。次巻も楽しみだ。カバーを開いた時の恐ろしさ。

2014/03/17

mrmoont

『連獅子』完結。「人形」の殻を纏い続けようとする銀乃介を、新九郎の手がしっかりと捕らえ、引っ張り出す描写がすごかった。人形の殻を吹き飛ばすパワーの洪水に目が眩む。一皮剥けて息の合った二人の舞台には鳥肌。これから銀乃介がどんな芸を見せてくれるのか楽しみだ。そして『四谷怪談』スタート。「梨園」の暗部が白日の下にさらされるのか、新九郎が「梨園」に喰らわれるのか。ドキドキ。

2010/12/19

てらこ

銀之助の再生のところ…泣きそうになった!人形じゃ、無心じゃつまんない!って舞台だけじゃないなぁ。しかし最近講談社モーニング系いい本出してるなぁ!

2010/08/29

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