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COPPERS 2 (モーニングKC)

COPPERS 2 (モーニングKC)

COPPERS 2 (モーニングKC)

作家
オノ・ナツメ
出版社
講談社
発売日
2009-06-23
ISBN
9784063728071
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COPPERS 2 (モーニングKC) / 感想・レビュー

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キジネコ

copperは銅、警官の制服の胸の釦が由来の始まりだそうです。NY51分署の警察署職員とその周辺の人々のエピソードが織り成す日常を描いています。場所柄、日々が事件と共に過ぎていきます。登場する人物設定や抱えている背景の描写が、丁寧ですね。唯、職場を共有だけの人々のバラバラな感じが ひとつのドラマとして バランスを見せ始める迄の進め方や味わいに、老練なものさえ感じます。信頼、野心、ジンクス、人生の曲がり角の決意・・作家の投げる柔らかなボールは いつも気分よくミットを鳴らし あたたかな余韻を手の中に残します。

2014/09/10

tomo*tin

まるで海外ドラマを観ているような気分で味わう。それぞれの心の在り様がゆるやかに連鎖してゆくのが、とてもいい。個人的には警部補ふたりがお気に入り。最強はキースのお嬢様だけど。

2009/06/29

里中

season1完結。 マンハッタンの北、スタジアムで有名なブロンクスにあるNYPD51分署。署長が入院し、副署長のカッツェルが署長代理を務めることになる。カッツェルの昇進や異動にはジンクスがあり、署長代理初日にも事件が発生。その後も51分署には波乱が絶えない。そして、いよいよジンクスの日を迎える。署長復帰前日、何かが起こる!? 今回は待望のキャラ達が主役の話ばかりで、待ってましたー!とホクホクしております。人間模様が深くて切なくなったり男の人のやり取りや絆って良いなぁって感じます。

2010/11/08

ぺぱごじら

『Danza』で刑事になった新米ヴァルも、半年経てばそりゃ一人前に…なってなくて相棒キースに叱られてばかり。「覚悟は手に提げるもんじゃない」「そりゃそうだ。(覚悟は)感じさせるもんだ」。刑事になったばかりの情熱と浮ついた気分を未だ持ち続けるヴァルの「覚悟」の行方は?警部補ヴォスの本当の姿って?そして署長代理最終日、ジンクスは?これだけ書いてもネタバレしない厚みと深さの詰まった連作集。「オトナのカッコよさ」がいっぱい詰まってます。タバコとコーヒーの匂い、そしてドーナツの甘い香りが漂います。

2011/01/16

眠る山猫屋

再読。やっぱり面白い。  カッツェルの登場で始まった物語はカッツェルの臨時署長退任で幕を閉じる。伝説は本当なのか(笑)?みんなのささやかな日常がちょっとづつ変わっていく様が、とてもしっくりくる。season2始まらないかなぁ。キースの家族にも会いたいなぁ(笑)

2013/12/04

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