BILLY BAT(3) (モーニングKC)
BILLY BAT(3) (モーニングKC) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
今回は丸々一冊『百地武芸帳』。蝙蝠の巻物を伊賀から持ち出すべく走る勘兵衛。だが立ち塞がるのは幼なじみたちだった。卑怯な行い故に一番だった勘兵衛。忍者にとって卑怯は誇るべきもの。だが、友を倒し恩人を救えず逃避行を続ける勘兵衛の心は揺れる。惑いながらも蝙蝠に操られない勘兵衛にこそ、人間の可能性が見え隠れする。そしてそんな勘兵衛を守護するのもまた、蝙蝠。超越者の二面性を意味するのか、それとも選択する人間次第な〝力〟なのだろうか。
2019/09/21
財布にジャック
戦国忍者のお話はなかなか興味深かったんですが、これがいったい世界各国での出来事とどんな風に繋がっていくのか、更に最後にはどんなオチが待っているのかが、今のところさっぱりつかめません。その謎ゆえに次の巻も間違いなく買いに走ってしまいそうな自分がいます。
2010/03/28
じゅん
BILLY BATという一つの作品の中での、忍者編は、まだどういうつながりや意味を持つのか、さっぱりわからんけども、忍者編だけで見ると、やっぱり引き込まれた。面白かった。さぁ、次は何が来る?!
2011/05/18
さらば火野正平・寺
この巻ではほとんど一冊戦国時代の忍者ものである。和田竜『忍びの国』と同じ織田信長の伊賀攻めが舞台。そこに蝙蝠の古文書が絡む。フランシスコ・ザビエルと弥次郎も登場。邪悪な蝙蝠が悪事を唆す。こんな『火の鳥』みたいな感じで時代を行ったり来たりするのであろうか?。絵も上手いし楽しく読める。巻末ではケネディ大統領登場を予感させる部分も。とりあえずこの漫画、この3巻まで読んだが、4巻は御縁があれば読もうと思う(決してつまらない訳ではない)。
2014/12/19
がらは℃
コウモリに翻弄されながらも、自分を見つけ出し貫き通した勘ちゃんには感動!最後のページのちょっぴりかわいらしいけど、疲れた感じでさぼっているビリーが気になるところ。
2010/03/24
感想・レビューをもっと見る