にこたま(2) (モーニングKC)
にこたま(2) (モーニングKC) / 感想・レビュー
匠
こうへいよりも、あっちゃんの身に降りかかった諸々を思うと胸が痛すぎる。体質や状況が対照的な二人の女性が見せるそれぞれの強さを思うに、彼女たちの心の支えは決して彼じゃないのだろうなと思える部分が皮肉。そんな自立した心情を踏まえつつ将来を見据える時、愛情や幸せの形は十人十色だとしても、信頼って何だろう?と思ってしまう。子どもではない年齢だけど、30歳を手前に様々な悩みや葛藤が押し寄せる世代の成長を第三次性徴期として描かれた今作。設定諸々かなり違うけど、自分も色々心して今後も読んでみたいと思う。
2013/07/16
yoshida
あっちゃん、コーヘー、高野さん、3人の気持ちが惑いながら話はすすむ。あっちゃんはコーヘーとの生活を続ける。ともよも何だか切ないなあ。みんなほぼ三十路。だけども、重たい話になってしまうよね。自分で決めたとは言え迷うもの。そんななか、あっちゃんが卵巣腫瘍で手術をすることに。こども産めなくなるかもしれないあっちゃん。衝撃的で皮肉な展開。番外編を読むと自分が高野さんに似てるなと思った。「~がしたい」より「べき」か「べきでない」を指針に生きてきた。その生き方はけっこう疲れるんだよね。
2015/03/15
wata
どちらを見ても重たい話に。一人で産んで育てるのって愛してる人の子なら頑張れるけど、行き当たりばったりの相手だとどうなの?でもこれが授かるラストチャンスかも。あっちゃんが…そんなことに…。
2015/02/08
ネギっ子gen
【ああ、わたし、今、アタマ(理性)とココロ(感情)がヴァラッヴァラ】仕事を辞め子育ての協力を実家の母にお願いした高野だが、母は「協力も応援もするわよ、もちろん。でも、今のあなたのお話を聞く限りだと、産んでからの環境も労力も生活も、実家でわたしが乳母になること前提にしてるみたいね。相手の男性(ヒト)をあてにしない代わりに、親に頼るつもりみたいに聞こえるんだけど、わたしにはわたしの仕事と生活がある」と。一方、晃平のことが身体に応えたのか…温子の腹痛が酷くなり通院。卵巣に腫瘍が出来ていて、子どもが産めないと。⇒
2024/06/05
くりり
重い話が淡々と進んでいく、軍隊介入し、"むるたん"反抗するけど、みんなテンション低くていい(笑)
2015/01/31
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