最果ての東 2nd end 迷える狼たちよ踊れその罪と共に (講談社ラノベ文庫 し 2-1-2)
最果ての東 2nd end 迷える狼たちよ踊れその罪と共に (講談社ラノベ文庫 し 2-1-2) / 感想・レビュー
まりも
鳴海というキャラクターをこれでもかと言うくらい追い込むことで物語を更に盛り上げるのは流石だな。吸血鬼を狩る狼でいるために鳴海が選んだ道の先は救いがなさすぎる。鳴海が吸血鬼になったことで生じた変化が今後どう影響するのかが楽しみでもあり怖くもある。1巻の時と比べると勢いは落ちるものの吸血鬼と人間の争いが新しいステージに入るための仕掛けの巻としては十分な出来だったかな。ジョニーが何気にいぶし銀で普段頼りないがいざという時は率先して切り込むすごくかっこいいおっさんすぎる。次巻も期待。
2013/12/13
ドル箱
増す増すスピードUPさせた今回の物語。混沌とカオスの中で何を見出すのか。ノンストップバイオレンスギャグアクション!何かね~ギャグに見えてきた。シリアスな展開でハードなのですが「ぶっ壊れたキューブ」みたいだな。キャラが全てをぶっ飛んでおり(主人公含む)唯一の常識人のキャラは・・・居るのですが、恐らくそれも「壊れている」その「壊れた世界」で、青がどう今後、物語を綴りオチを付けて行くかもみものです。はっきり言って「ギャグ的な魔人戦争」収拾が着くかが心配だが次巻も楽しみに待つ。菊池秀行著「D-死街譚」を読みながら
2013/12/18
Seri
【誰もが過去と闇を抱えて生きている】今回は、読むのがちょっとしんどかったです。気軽に一物語として読めませんでした。もし自分だったら? と、考え始めたら辛すぎて。鳴海さんにしても、周りのみんなにしても。今回は鳴海さんメインのストーリーでしたが、どうやら他のキャラもそれぞれ辛い過去を抱えている雰囲気。追々明らかになっていくのでしょう。過去がどうであれ、今を精一杯生きていかなければならない。そんな印象を抱いたお話でした。
2014/02/03
エス
読メで記録を重ねるうちにしょーーーもないことに気が付いてしまった。眼鏡制服男子属性ありだ、私。振り返ってみると各所に該当するキャラクターが紛れ込んでいる。でも、今回のおきにいりさんは、大分深いところまで沈み込んだご様子。美しい理想の自己を喪ったこれからをきっちり見届けていく志を持つ。今後の展開は彼にも彼が大切に思う人にも辛いことになっていくのであろう。
2014/01/09
Shishu_ya改め刺繍屋
なかなかハードな展開でしたが、その中にソフトな部分があるのが救いでしょうか。伏線が結構バラ蒔かれた巻でしたので、これからそれらがどう回収されていくのか、それぞれのキャラクターの過去も含め楽しみです。全く主役らしくなかったリアン君ですが、次巻は活躍出来のかな?
2014/05/21
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