終わりのセラフ4 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫 か 3-1-4)
終わりのセラフ4 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫 か 3-1-4) / 感想・レビュー
よっち
真昼との逢瀬を経て鬼呪を手にすることを決断したグレンが、ついに始まった百夜教と帝ノ鬼の戦争で壊滅状態に陥ってしまった第一渋谷高校に仲間を救いに向かう第四弾。圧倒的な力を得て敵を蹴散らしていく一方、鬼の強烈な欲望に支配されそうなグレンが懸命に抗う展開。ここで暴走しかけたグレンが仲間のことを認めて託し、彼を救う仲間たちがいたことは大きなターニングポイントでしたね。しかし自分の目的のために手段を選ばず一人突っ走っている真昼がどこまで見えているのか...最後にまた思わせぶりなリストを投げ込まれて次巻も楽しみです。
2015/10/18
どんぶり
物語が大きく動き出した巻!グレンと鬼との心理戦(別の意味で)が、説明なしでも言葉で伝わってきてハラハラしました。鬼に飲み込まれないで!常に自分の中にもう一人の住人がいて、自分の身体を狙っているのかと思うと気が気じゃないですね。ましてや悪いことばかり考えているような危険な鬼を抱えているのかと思うと…。相変わらず皆の先読みの勘の良さ、賢さに圧倒。本当に強くなるためには仲間を見殺しにしなければならないのか、真昼は救えないのか…。もうこの作品に予想をする術はありません!笑 ただ起こる事象を見守るのみです(笑)
2014/08/05
まりも
グレンと深夜たちの強固な繋がりが出来る回。百夜教と帝ノ鬼との戦争が始まり窮地に陥った仲間を救うために人間をやめ鬼呪装備を手にするグレン。今回の1件で家族、仲間を重要視する漫画版のグレンに近づいたように思う。周囲の状況が変わり破滅へのカウントダウンも迫る中グレンだけじゃどうしようもない事には変わりないけど最後に出た百夜教の実験体リストに書かれた名前がグレン達状況を変えるきっかけになるんだろうか。漫画版に近づいてきたけど今後どうなるのか全く読めないな。結末が分かってるだけに先がすごく気になる。
2014/11/20
わたー
★★★★★百夜教と帝ノ鬼との全面戦争。追い詰められる仲間たち。彼らを救うために、自ら鬼と化すことを選択したグレン。正気を失いながら、大切なものを守りきったグレンには感動したが、全てが真昼の手のひらの上だったことが絶望的でゾクゾクした。また、グレンと契約した鬼の名前が「ノ夜」だったり、8年後の主人公チームの面々の名前が挙がっていたりと次第に判明する背景にも興奮した。人類滅亡まで残り3ヶ月と少々。どのような結末に至るのか楽しみだ。こっちも是非アニメ化してほしいな。
2015/04/05
謡遥
彼は仲間を欲する心を認めたようです。何よりなにより。でも、グレンが優一郎に突っかかって「俺はお前にとって神だな」とか言ってたのが、微妙に下手な演技をしてるみたいです。暮人の真似みたいだった。
2014/07/14
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