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いばら・ら・ららばい (KCデラックス)

いばら・ら・ららばい (KCデラックス)

いばら・ら・ららばい (KCデラックス)

作家
雁須磨子
出版社
講談社
発売日
2009-09-11
ISBN
9784063757897
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いばら・ら・ららばい (KCデラックス) / 感想・レビュー

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天の川

若い女性が抱えるコンプレックスは十人十色。本当はとても温かいのに、対人関係が不器用な茨田さん。容姿にコンプレックスを持っていてどうしても卑屈になってしまう平良さん。マイナス思考の度上さん…。きれいな蜜さんにも迷いはある。生き苦しいのはみんな一緒なんだよって、教えてくれる。

2018/06/17

ぐうぐう

雁須磨子の漫画は、お隣りのお話としてある。極端で、妄想的で、いかにも漫画っぽいエピソードに思えて、どこかリアルで、親しみを覚えるのは、それはお隣りの話だからだ。 巧みなのに、その巧みさをまったく感じさせないことがすごい。

2009/11/02

スピカ

“とんでもなく美人だけど、とんでもなく生きていくのが難しそうな”茨田さんを軸に、いろんな女の子たちのそれぞれ不器用な恋のお話。みんなタイプは違うのに、全員に共感出来ちゃうから不思議。女の子の不器用さって、可愛さとセットになって皆が持っているものだと思う。平良さんのお話は本当にあるある!無意識に自分もそんな考え方してるかもしれない。指摘した橋さんの存在にはハッとさせられました。終盤の平良さんの涙が良かったなぁ。胸の奥が温かくなるような優しい読後感。雁さんの書き文字のセリフが大好き。

2011/01/06

ゴイゴイ

こういうのが結構好きなわけで。大きくて美人なのにぱっとしなかったり人付き合いへただったりいいじゃないですか。茨田さんの眉間のシワを指ですりすりしてみたいです。よく見るとタイトルは回文になってるのね。

2012/06/08

あさかわ

再読。自らの持つ刺にジクジクとした痛みを日々感じながら、みんな生きてる。どの登場人物にも、うわーこれ自分だ…と思うところがあり、特に平良さんには共感しまくりです…。橋さんのように接してくれる人っていうのは、実は貴重だと思う。どこか救われたような気持ちになる読後感が最高に好き。

2011/09/09

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