小さな王子さま~世界の終わりの魔法使い 4
小さな王子さま~世界の終わりの魔法使い 4 / 感想・レビュー
多田幾多
さらに時は戻り、すべてが始まった時。小さい頃のノロ王子が可愛い反面、なんだか嫌なやつだなーと感じた。一方のクリスパン王子は、優秀でカッコいいが、誰よりも血反吐を吐きながらもがんばる、結構いい奴。「俺をちやほやしてたやつらがフイにオレを忘れること・・・。自分で自分の人生を認めてやれないなら・・・不変の歴史の中に認めさせてやるまでだ」と言ったクリスパンだが、最後は本当にかわいそうな死に方(消え方?)
2013/04/14
べんぜん。
呪いネズミが可愛い。ノロ王子は魔法使えなかったんだね
2012/04/07
茎麻呂
新・三部作、突入。今回の主人公はノロ王子。すべての始まりは、今はなきノロ王子の兄だったのか…。運命に、どうすることもできなくて、ただ佇むノロ王子に、僕の姿を映し出してしまった。
2013/08/17
なかつ
とっくに終わっていた世界の、まだ始まっていない物語。
2012/05/01
N
このシリーズは人の思い出によって複製される「影」がテーマとなっていて、本書でもある人物の「影」が重要な役割を果たしている。オリジナルとそのコピーにすぎない「影」の間には本質的な違いはないのかもしれず、重要なのは個人が何を本物だと思うかなのかもしれないとシリーズを読み返してみて思った。「物語についての物語」が好きな人にはお勧め。
2017/05/18
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