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レッド(6) (イブニングKCDX)

レッド(6) (イブニングKCDX)

レッド(6) (イブニングKCDX)

作家
山本直樹
出版社
講談社
発売日
2012-02-23
ISBN
9784063761740
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レッド(6) (イブニングKCDX) / 感想・レビュー

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アズル

ブスの赤城と美人の天城の対立。でも、赤城って結構「いい上司」という感じがします。北のように上から押さえつけて、すぐに「総括しろ!」と言うような上司って、嫌だなぁ。しかも弁が立つから、横槍を入れる隙がない…。宮浦と白根のかわいさが清涼剤です。

2017/06/10

ぐうぐう

両派の批判合戦は、自派の正当性を堅持するために、やがて個人の資質を疑う問題へとすり替えられ、最終的にはその個人を人身御供として提供することで自派を守る流れを生み出していく。自己批判という答えのない問いを突きつけ、粛清が革命を成し遂げるための正義として堂々と行われる。この歪な装置は、やがて誰が人身御供とされてもおかしくない状況を作り出す。山本直樹は、連赤メンバーのそれぞれの手記を、実に巧みに融合させ、心理劇さながらに、革命という名の生き残りゲームを淡々と描いている。

2012/02/27

かふ

このあたりでますますやばくなってきたのは、赤色軍派と革命者連盟が合同訓練になって、すでに赤城さんがリーダーの革命者連盟はリンチ殺人事件を起こしていた。それを北がリーダーの赤色軍はどことなく緩みきっている感じの仲間ばかりで引き締めにかかる。その中でターゲットにされてしまうのが髪を伸ばしてパーマをかけ化粧している天城さんなのだ。赤城さんと天城さんはライバル関係みたいな。他の仲間は若い子が多いので締めなければと思ってしまったのだろうか?

2017/11/11

むーむーさん

整理したら出てきたので1巻から一気読み。この巻までしか持ってないがここから更に凄惨になっていくんだろうな。

2015/08/27

フォンテーヌ赤井

総括の問題を通して、双方譲らぬ自己批判が加熱する。 革命の現実は、安楽なものではないはずだろうし、かつてのボリシェヴィキがそうであったように、やはり厳格さが伴う場所だろう。

2024/09/08

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