ツバキ(2) (シリウスコミックス)
ツバキ(2) (シリウスコミックス) / 感想・レビュー
うさみP
夜這いが習慣化している山村に越してきた姉弟の悲劇。実際にあった事件 を元ネタにしたんですね。弟を守る為に毎夜身を捧げる姉と、その姿を目撃し、自分の不甲斐なさを性欲で晴らそうとする弟。すれ違う姉弟を椿鬼は何を見出すのか。人はどの様に「鬼」に成るのか。こんな形でしか救われないのか。マヨイガに引き込まれた人達の葛藤。人間、後悔を糧にするか、振り切らないと生きていくことはできない。
2013/04/04
ゆの字
こんな壮絶で陰惨で気持ち悪いのに、押切の漫画が好きすぎて本当に困る(^q^)生きよう。ツバキのような気高く美しい人間になることはできないが、苦痛を乗り越えれば幸福があると信じて。
2012/07/22
19690702
マヨイガは今までの流れとちょっと違って新鮮でした。ある意味後味が良いです。まあ、相対的にという意味ですが。こういうのは大好きです。
2012/07/18
バム
椿鬼の活躍よりも、迫害に抗う姉弟の話メイン。そこから椿鬼の“迷い”にスポットをあて断ち切る椿鬼の成長ものになる。しかし、性交シーン多いな。不気味だ。
2012/07/17
ゐまだ 希
津山三十人殺しをテーマにした【朧月夜】と、椿鬼自身の心に迫る【マヨイガ】の二本立て。前者は壮絶だったなぁ…丑男が凶行に走るまでの過程が濃厚に描かれているので、ラストシーンは衝撃的。圧倒されてしまいました…。良い結末にはならないだろうとは勿論思ってたけど(テーマになっている事件の大筋は知っていたので)、舞と丑男が村で穏やかに暮らすことが出来なかったことはやるせないです。うーん、これは重い。でも読み応えはありました。やっぱり押切さんの作品好きだなぁ。
2012/07/12
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