新装版 ルミとマヤとその周辺(1) (KCデラックス)
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新装版 ルミとマヤとその周辺(1) (KCデラックス) / 感想・レビュー
シルク
ああ。よきかな(●´Д`)『テルマエ・ロマエ』で読み出したこの漫画家さん。『テルマエ』<『プリニウス』<イタリアでの生活を描いた作品<旅漫画、および『ルミとマヤ』ですな。わたくし的には今のところ。…北の国に、姉妹が住んでいた。ふたりの名前はルミとマヤ。お父さんは早くに死んでしまった。バイオリン弾きのお母さんは、愛するバイオリンで一生懸命家族を支えてくれている。だから今日もふたりは、お家でお母さんを待つよ…てな物語。第五話の看板屋一家の話と、なんつっても第六話の「ハルばあちゃん」の話が好き。堪らんです。
2017/07/19
がんぞ
なんと心のきれいな姉妹だろう。いつも、ひとのためと考え,考えるより先に行動に移す。それで自分も楽しんでいる。第一話、母はバイオリン奏者「わたしはね 大好きな音楽をやるためにいろんな事を犠牲にしてきたけど後悔していないし、あの子たちにはどうしても幸せで元気で明るいママを見て育ってもらいたい…」。美大に行きたいのなら親にそう言わないと。第二話、海外演奏旅行で20日間、祖父母に預けられる。田舎のよろず屋の息子…実家に戻っていた母が帰宅。五話、好きな絵描きを仕事にしていて貧乏であっても仕方がないが、子のためには…
2018/10/29
suzume
テルマエロマエの著者ヤマザキマリさんの子供時代を描いた作品。1話1話、読み進めながら何度も泣いてしまい、ほぼ泣きながら読了。子供時代の、同じ環境同じ人間関係、どこか外へ逃げてしまうことも出来ない小さな世界の中の毎日の繰り返しだからこそ感じていた感情の密度の濃さみたいなもの、あったなぁと思った。感情がもうそのまんま全身の身体感覚そのものだった子供の頃の、その目から見た世界。
2016/03/16
シーナ@食べ物漫画好き
1冊目 漫画家生い立ち漫画、昭和の価値観がたまらない。主人公は母子家庭の鍵っ子の姉妹。だけど各話色んな家庭事情を持ってる人達、血縁だけじゃない家族の形が心に響く。継母の話とか昔とは違って親側に感情移入しちゃう、ペンキ屋の親父の切なさや隣のお婆さんの淋しさなど人の優しさが染みる話ばかり名作。
2017/06/13
xtc1961ymo
再読。全六話、全てに泣いた。
2014/03/21
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