強風記 (KCデラックス)
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強風記 (KCデラックス) / 感想・レビュー
ぺぱごじら
いつもはユーモラスな自虐ネタで、何となく共感しながら笑わせて貰っているカラスヤサトシ。あの柔らかい絵にストーリーが入るとこんなにゾッとする話になるかと、読了後しばらくドキドキした。ストーリー自体は何ら怖さもなく普通の三文文士の話なんですがね。何か身につまされる怖さ…いや違うなぁ、あぁ『あなただってこんな感じですよね』という共感…ではないな、もっと怖い『事実を突きつけられた』ような怖さを感じました。2002年のちば賞作品も収載。カラスヤサトシの絵はこの頃から目が怖い(笑)。
2012/10/24
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
やはりこの作者の普通の漫画よりも、ストーリーがあっても四コマで続けるのがいいんじゃないかと思った一冊
2012/09/20
半木 糺
「純文学」を題材にした漫画作品は数あれど、作者自身をその世界に入り込ませて、その目線でエッセイ風に描くというこの手法は相当独特である。私はカラスヤサトシ氏の人となりはあまり分からないが、文学に対しての知見を豊富に持っている人なのではないか、と本書を読んで感じた。
2012/09/01
アラキハヂメ
カラスヤサトシの初のフィクション作品集。いつものエッセイマンガのような飄々としたテイストの裏にあった無常感みたいなものがより全面に出てる印象。こういうのもいいなあ。
2012/09/08
にし
ストーリー物ということだったけど、主人公の顔も同じだし、意外といつもの感じだった。時代物が好きなのね。
2016/06/16
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