KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

蟲師 愛蔵版(2) (アフタヌーンKCデラックス)

蟲師 愛蔵版(2) (アフタヌーンKCデラックス)

蟲師 愛蔵版(2) (アフタヌーンKCデラックス)

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2013-11-21
ISBN
9784063768664
amazonで購入する

蟲師 愛蔵版(2) (アフタヌーンKCデラックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

眠る山猫屋

再読。淡幽登場巻。自らの半身に、世界を滅ぼしかねない蟲を封じ、尚且蟲を愛で、共に生きる淡幽。彼女に寄り添うギンコの姿を思うとき、寂寞の中に生きる希望を視る。ヌシ替わりや綿胞子、島の花に寄生する蟲など、抜け出せない悲劇と向き合う物語が多い巻だったかも。虹を追う男との珍道中『雨がふる虹がたつ』はとても好き。ほろほろとギンコが語る言葉は胸を打つ。再生して人生をやり直す、蟲も人も変わらない。ああ、日本の山野はこんなにも豊かだったんだな、蒸せ返るようだ。

2020/10/31

リッツ

この作品、アニメ、映画、喫茶店で漫画と少しずつ囓ってみたことがあり、好みなんだけど何となく通してみたことなく、従ってイマイチ蟲師って結局?てところがあったんだけど、本のバーゲンで一冊見つけて買ってみたら、やはり面白いわ~こういう発想そのもの蟲のほうから寄りついてくる?なんて思ったり。雨が降ったりやんだりのこんな日に読むにはもってこい。

2017/09/22

瀧ながれ

実写映画で観た、淡幽が逃げた文字を箸でつまんで紙に戻すシーンがうつくしくて、まんがを読むたび、あの動きが重なって浮かびます。ギンコと淡幽の微妙な関係がいいねえ♪「綿胞子」、親の気持ちを思うとすんごい怖いけど、奇妙なオチが気に入ってます。ねえ、コレどうすんの?(笑)

2014/06/25

王蠱

どんなモノも「生きている」ことに罪などありはしない。体を蝕まれながらもそれを慈しむ淡幽が夢見る”共に生きる世界”と、あるひとつの蟲の生態を通して”愛おしくとも殺さなければならないことがある”という現実をこの巻の中で同時に見せているのは興味深い。淡幽とたまさんに始まり虹を追い求めた男、ヌシの在り様を見せた老蟲師、違う時の流れを生きる二人など初読から数年たった今でも印象深く思いだせる者達ばかりで♪

2014/02/01

tenso_h(堀川てんそ)

擦り切れるほど願っても叶わない。そういうもの・こともただひとつの有り様として包摂し連れていこう、アルガママ。冒頭の一遍の中の台詞「だから・・ずうっとここにいてくれな・・」が蟲師の切なさの芯をくってる。

2014/01/04

感想・レビューをもっと見る