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蟲師 愛蔵版(4) (アフタヌーンKCデラックス)

蟲師 愛蔵版(4) (アフタヌーンKCデラックス)

蟲師 愛蔵版(4) (アフタヌーンKCデラックス)

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2014-01-23
ISBN
9784063768688
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蟲師 愛蔵版(4) (アフタヌーンKCデラックス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

切ない。やりきれなさに満ちた物語は多い、けれど人は生きていかなければならない。蟲は天災に等しく、憎んでも得るものの無い相手。ギンコの手助けや助言も無為に流されてしまうことも多い、なぜなら蟲がもたらすものを手離したくない人々もいるから。『籠の中』のように互いを思ってのことが悲劇を招くこともある。それでもこの作品が素晴らしいのは、小さな希望がちりばめられているから。『春と嘯く』のような希望が見つかるから。時々読み返して、心を静かな流れにのせてみたくなる。

2020/12/11

瀧ながれ

この巻の序盤で「あれ?」と気づいて、いずれほかの巻でも確認しようと思ったのだけど、ギンコは人に触れませんね。足下が悪いときや、道案内をするとき、手を引いてやるような状況でも、ぜったい手を差し伸べない。…淡幽は当たり前のように背負ってたけど、あれは彼女が特別なだけですかそうですか。

2014/07/02

王蠱

時を経ても想いはなくならない。蟲によって、自然によって、そして死によって片割れと、恋人と、家族と、友と別たれることになった者たち。無限より遥かで虚ろな洞穴に迷い込んだ少女に届いた文は不条理すら越える絆を見たよう。心底惚れた相手と共に在れるなら・・・とか思うあたり自分はあれの思惑通りになりそうw現地妻いっぱいいるとか言われるこの作品中でも確かにすずは淡幽共々ひとつ飛びぬけてんな、家族ぐるみだもの(笑

2014/04/15

にゃも

今回はいなくなった人が(元の状態ではないが)戻ってきた話が多かった。”前と同じではない”というのが切ないのだけど。最後の「草を踏む音」で少年期のギンコが出てきて嬉しい。沢がイサザの無事を聞いて安堵した場面で泣きそうになった

2014/02/09

たぬこ

ギンコが片目を失った後、どのように過ごしてきたかが垣間見れて良かった。それにしても、ギンコってば、何気にモテてるよねw

2014/02/05

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