河童の三平(上) (水木しげる漫画大全集)
河童の三平(上) (水木しげる漫画大全集) / 感想・レビュー
ぐうぐう
「少年サンデー」版を収録した全集56巻の『河童の三平』。俺が一番馴染みのある『河童の三平』がこのバージョンだ(子供の頃、サンワイドコミックスで復刊されたときに読んだ)。貸本版や「ぼくら」版を少年誌向けにうまくリライトされていて、おもしろい。馴染みがある分、とても親しみを覚えるのだ。
2017/01/19
∃.狂茶党
トリック・スター、タヌキの大活躍が、文化人類学的興味をそそる。 小松和彦の解説によると、水木が本格的に妖怪にのめり込んだのは、メジャーで仕事し始めてからで、それまでは、依頼に応じてなんでも描いてたっぽい。 怪奇ものをいくつも手がけ、『悪魔くん』など。オカルトものもあるから、興味は強く抱いていたのだろう。 貸本版、ぼくら版の延長とは別に、オカルト大活劇が収められてる。 タヌキはこの冒険譚に同行しないためか、お笑い要素は少なめ。 普通にすごくこわい場面あり。
2022/12/25
ざくろ
この世界観!たまげた!!是非読んでみてほしい!!
2018/08/13
kokekko
小さいころこの人の絵柄が怖かった。朝ドラの「ゲゲゲの女房」の情報で(といっても見たことはない)戦争でいろいろ大変な思いをした人だったことを知り、また好きな先生のおすすめもあって、『河童の三平』を読む。な、なんだこれは。主人公の三平は典型的な流されてしまう型の主人公だが、優しい。とにかく優しい。お父さんもお母さんも頼れない子どもで、いろいろな妖怪がつけこんでくる。タフネスはない。でも優しいから乗り切っていける。妖怪の世界、という意味ではなく、私の知らない世界だった。そこはとてもきれいだ。
2022/04/30
そうめん
タヌキが喋ることを周りが普通に受け入れてるのが最高
2022/08/30
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