終わりのセラフ6 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫 か 3-1-6)
終わりのセラフ6 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫 か 3-1-6) / 感想・レビュー
θ(シータ)
「おまえなら、なんでもできる。だから、常におまえが正しいと思うことをしろ」世界が滅亡に瀕していく中でグレンは自らの力不足を感じていた。しかも、期限が迫りついにあの人が…!物語もそろそろ佳境に近づいている学園呪術ファンタジー、第6弾。数年後のグレンがあるのは自分についてきてくれた仲間や真昼という存在があったからだと思っていたけど本当は一瀬栄という偉大な『父親』がいたからこそ今のグレンがあるんだね。守りたいのに守れない、救いたいのに救えない。でも、グレンは足掻く。仲間を助けるために…星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】
2016/02/21
giant★killing
最高!!内容は真昼を殺すことに失敗し、柊家によって父・一瀬栄を処刑されてしまったグレンは、自分の弱さに打ち拉がれるも、自分がどういう立場で、なにを守らなければならないかを少しずつ明確にしていく。一方、ついに真昼は吸血鬼になり…。冒頭の父子会話が辛い…。栄が最期まで笑っていたのが余計に切なかったですね…。そんなグレンを励ましてくれる仲間の存在は、確かに真昼の言う通り、弱さなのかもしれない。それでも、仲間だ友情だを馬鹿みたいに叫びながらも、くだらない馴れ合いを続けたまま、前に進んでいくグレンは素晴らしい!→
2015/12/07
まりも
シリーズ第六弾。真昼を探していたグレンが、任務失敗により目の前で実の父・栄が殺される姿を見せられることになるところから始まる話。遂に物語も佳境へと入ってきた感じがしますね。クルルに交渉を持ちかけ、吸血鬼と化した真昼。父の跡を継ぎ、当主として仲間たちを護る為に戦うグレン。そんな二人の姿がとても印象に残りました。足かせとなるものを捨てるのは簡単なのに、真昼の事を誰よりも強く想いながら、仲間を護るために全てを背負うグレンは本当にカッコいいですね。クリスマスに何が起きるのか。次巻も楽しみです。
2015/11/01
よっち
クリスマスの世界滅亡が近づく中、自分の力不足を痛烈に突きつけられるグレン。一方吸血鬼に捕らわれた真昼が、吸血鬼の女王クルル・ツェペシに交渉を持ちかける第六弾。冒頭に幼き日のグレンと真昼が初めて出会った時の描写があるからこそ、父を人質に取られ一族や仲間のために葛藤を抱えるグレンや、そんなグレンと真昼の一言では言い表せない、けれどお互いにとって唯一無二でかけがえのない二人の関係が際立ちました。クライマックスに向け事態が大きく動き出す中で、ついに覚悟を決めたグレンたちの決意が何をもたらすのか。次巻が楽しみです。
2015/10/29
ツバサ
溜めの巻が続いてたから、この巻こそはって思ってたけどまだか… でも次は大きく動きそうだな、次巻楽しみにしてる。この巻は仲間の大切さを感じた。
2015/11/02
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