探偵の探偵(1) (ヤングマガジンコミックス)

麦ちゃんの下僕

コミック版『十角館の殺人』を手掛ける清原紘さんの別の作品も読んでみようかと。原作は未読。前半は、探偵社の新入社員・峰森琴葉と“探偵の探偵”紗崎玲奈との出会い～紗崎を抹殺しようとする悪徳探偵達との抗争…後半は、紗崎が“探偵の探偵”を志願する原因となった妹・咲良の事件が描かれています。『十角館』に比べるとよりリアルで陰鬱なストーリーのせいか、画も全体的にかなりシリアスで、顔の陰影が実に印象的ですね。紗崎が22歳というのには驚きましたが(笑)　このコミック版は２巻までしか出ていないようですが…とりあえず次巻へ。

2021/03/28

トラシショウ。

原作未読。ドラマで描かれる様な探偵に憧れ、探偵社スマ・リサーチに入社した峰森琴葉が配属されたのは、課員は冷徹な美貌の紗崎玲奈のみ、悪徳業者に成り下がった同業者の不正を暴いては潰している「対探偵課」だった。原作の装画も手がける作者自身による異色のクライムノベルのコミカライズ。下手な駄洒落みたいなタイトルに反し、ドラマやミステリの架空の物語のイメージとは異なる、現実の職業としての探偵と言う仕事の闇に光を当てる、かなり重く硬派な作り。いわゆるお仕事覗き見モノの亜種だが、それに留まらない内容(以下コメ欄に余談)。

2017/04/12

カラシニコフ

絵はいいけど、まだ話は微妙。これも、完結してから読むのがいいのかな？ ★★☆☆☆

2017/04/13

紫雲寺 篝

調査会社スマ・リサーチに就職した峰森琴葉。案内された課は峰森の他に紗崎玲奈しかいない課、対探偵課だった。探偵の悪事を暴く探偵。常に険しい顔の紗崎の過去とは……！？コミカライズ作品。原作未読。絵柄はとても綺麗で一枚一枚とても美しいが、イラストレーターだけあって漫画は読みにくく、話の流れも原作通りなのかはわからないが、構成に難があるような気もする。というか、話の根幹しか描かれないので、ダイジェスト感が大きい。内容自体は嫌いではないんだけどなぁ。紗崎の目のハイライトが過去編を除き、殆どないのはポイントかな。

2017/09/17

ネロ

原作のカバーイラストに忠実な絵だなぁと思ったら同じ人が担当してるんですね！硬質で雰囲気のある絵で素敵です。原作のイメージを壊さない作画、ストーリーはファンにとっては嬉しいですね。

2017/05/23