KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

にこたま(3) (モーニングKC)

にこたま(3) (モーニングKC)

にこたま(3) (モーニングKC)

作家
渡辺ペコ
出版社
講談社
発売日
2011-08-23
ISBN
9784063870329
amazonで購入する Kindle版を購入する

にこたま(3) (モーニングKC) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

こうへいが目玉焼きを作ったのと別の日、あっちゃんが目玉焼きを作りかけて途中からスクランブルエッグに変えたのがとても象徴的で心に残った。リアルで印象深いセリフも多いし、とにかく心理描写が細かくて丁寧。穏やかに静かに流れていくように見えている表面の時間がせつなく、時には救いにも感じる。二人が求めているものさえ一致すれば、なんとかやっていけそうなのだが、まだ方向が見えないまま不穏な予感がたちこめていて時々緊張感が訪れる。あと高野さんの母親と庭師のおじさんが、大人な信頼関係を感じさせていてちょっと興味が沸いた。

2013/07/16

yoshida

危ういバランスで繋がるあっちゃんとコーヘー。高野さんとあっちゃんが病院で会話する。あっちゃんの病気は想像以上に重く、自然妊娠の可能性は限りなく低くなる。高野さんとお母さんは似ている。それを取り持つ源三さん。まさかのあっちゃんとコーヘーと高野さんの遭遇。コーヘーはあっちゃんとの結婚を決意するが、あっちゃんは家を出ると言う。重たい話。独特の空気感。そもそもはコーヘーが悪いのだが、雨降って地固まらず。なんと言うか先が読めないな。因果な話です。

2015/03/16

wata

自然妊娠が難しい身体になったあっちゃんと、お腹に赤ちゃんがいる高野さん。同じ病院だなんて…コーヘー嫌だ(T_T)こんな彼氏。焼き白子…今日食べたなぁ…。

2015/02/09

くりり

卵巣腫瘍の摘出で自然妊娠が難しく...白子食べたいって、どんどん泥沼になってるのに、晃平はお気楽♪

2015/01/31

ほむら

そんなリアル想像妊娠みたいな病気もあるんですね。人体って不思議…。晃平くんなんか「俺は決意した、何もかもうまく行く」みたいなやりきった感丸出しの顔してますけど全然そんなことないよ。高野さんとあっちゃんが微妙に顔を合わせてて、認知するとかいって責任とったつもりになってて、あっちゃんは子供ができないかもしれない。全然丸く収まってないじゃん…。「結婚したい」意思が晃平にあるだけ、まだいい気がする。そのおかげであっちゃんはまだ選べるから。彼と続くか、終わるか。

2013/10/19

感想・レビューをもっと見る