つらつらわらじ 3: 備前熊田家参勤絵巻 (モーニングKC)
つらつらわらじ 3: 備前熊田家参勤絵巻 (モーニングKC) / 感想・レビュー
ぺぱごじら
緩めなされと説かれても、すぐには緩まぬ両手の拳、足掻いた末の『瀬田の長橋』、急がば回れと湖も説く。問わず語りの『好き・嫌い』、口取り呼び出し菓子談義。己が器で量るべからず。逃げも隠れもせぬ主、直に話せばよいだけのこと、問えば答える口もある。仕える家臣の為すべき事は、為せることなら全て為し、成すべきように事を成すべし。凛と伸ばした背中の紋は、黒の衣にあしらった、少将熊田の備前蜂。うん、殿様カッコイイぞ。
2011/10/24
M2
熊田の殿様ほんとうに格好いいですね。惚れ惚れ。奥方と側室もいい感じ。和泉と九作が少しずつ成長していく姿は応援したくなりました。
2011/10/31
ぐうぐう
江戸時代を舞台としているゆえ、登場人物は皆、髷を結っている。しかも、そのほとんどの顔の輪郭は四角い。さらに、オノ・ナツメのシンプルなタッチが、登場人物の外見を同一化させている。では、どこでその違いを見分けるか。それは、目である。『つらつらわらじ』には、同じ目をしたキャラクターは、誰一人とていない。目が個性を物語っている。結果、それぞれのそのまなこが見つめる先を、読者も見つめることとなる。
2014/03/02
華里
殿の懐のでかさに本気で惚れるかと…!!! こういう人が上司であってほしいわぁ。
2011/11/03
ムック
治隆が相変わらず何を考えているかわからずドキドキ…でも豪気さはさすがだな。和泉は少しずつ肩の力が抜けてきていい感じ、そして九作はこれからどうなるんだろう。参勤交代の道中差し合いがあんなに大変だとは全く知らなかった、勉強になります。
2011/12/20
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