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天地明察(2) (アフタヌーンKC)

天地明察(2) (アフタヌーンKC)

天地明察(2) (アフタヌーンKC)

作家
槇 えびし
冲方丁
出版社
講談社
発売日
2012-03-23
ISBN
9784063878141
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天地明察(2) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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勝負、挑戦、そんな言葉がやたら記憶に残る。学問も春海にとっては勝負ごとのようなものなのかもしれない。それだけ真剣、真摯な向き合い方をしているということだ。なので彼の失敗は読んでいるこちらも心が痛んだ。けれどそれは確実に彼を成長させるはず。でも実際の春海は、そんなことをモノともせず、好きなことに夢中あるのみだったんじゃないかなと、ふと思った。巻末の4コマ漫画が案外わかりやすくて面白い。また、カバー下も必見。

2013/07/26

momogaga

レンタル。本職は碁打ちでしたが、暦術、算術、陰陽道、神道、儒学などを極めた人。主人公の多才な姿に魅了されています。

2019/09/28

槇えびしさんの演出がとても良い。春海くんのワクワク感、緊迫感、絶望感、喪失感、読者である我々に、しかと伝わりました。コミカライズってのはこうあるべきだと思います。原作の雰囲気を保ったまま更にそれを向上させ自分の漫画にしていく。特に好きなシーンは、酒井様からのご下命、それに、春海の設問に病があることが発覚したところ。そして、冲方丁さんのあとがきの言葉も好きでした。「挫折してもいい、成功しなくてもいい、自分にとって至福と思える行いを選び、勝負することで幸福になる。単純明快なその生き方は、今も僕の目標です」

2015/01/02

玉響

電子書籍無料版にて読了。何に対してもどこか無気力で心ここにあらずだった春海が、初めて自分でやりたい事を見つけられました。けれど自分が出した設問が間違っていると気付いた時、大きな挫折を味わう事になります。それでも全てが無駄だったとは到底思えません。次に繋がる何かを見つけた時、人は本当に真っ直ぐ突き進む事ができると思うのです。何かに夢中になれる事は素晴らしい。期限は一年、北極出地を行うため出立する春海が今度こそ関とお会いして再度設問を挑む事を楽しみにしています。

2015/11/05

佳蘋(よし)

面白かった。囲碁も算術もさっぱり分からないのに、不思議と楽しいです。春海さんかわいい!

2012/10/19

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