ヴィンランド・サガ(13) (アフタヌーンKC)
ヴィンランド・サガ(13) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー
kanon
感想を、読んだままの感想を書こうとしたけれど、前巻の感想とほとんど同じになってしまう。たぶん、物語の進行がほとんど成されていないんだと思う。おそらく前巻と今巻は二つ合わせて一つの巻を作れると思う。それほどの分量。でも月間連載であるから、二巻合わせて16話分、すなわち一年と四ヶ月は使っている。ならば余談は差し控えて欲しいが、何故こういう構成にしたのか?…それはただ単に”必要”な場面だったからだろう。描いていてこれは絶対に足さなくてはならないとか思ったのであろう。ここでおそらく序章―二人の長い旅は始まる。
2013/12/04
645
トルフィンがアルネイズの死に際し言った「死より魅力あるものを全て失くした」という言葉が印象的。“なぜ生きなければならないのか?”この問いかけへの答えが理想郷ヴィンランド。自身は復讐の螺旋を断ち切り、その地獄に身を落としかけた友エイナル救った今彼らが目指す道は決まった。しかし、その道をどう歩もうと言うのか?非常に気になる。ようやく主題辿り着き、ある意味ここからが物語のスタート地点。平和な国造り…かつてクヌートが夢見た事。今はその彼を警戒する日々だ、前途多難な夢を実現しようとする彼らの姿を早く見たい。
2013/09/10
exsoy
自由で平和な国を作ろう
2013/07/27
こも 零細企業営業
接収するために罪をでっち上げるか、それで国から出て行けと言われる。やってる事がヴァイキングと全く変わらない。そして、素人と戦闘のプロとの戦闘は一方的だった。その横で農場主に農場から逃亡しようとしたとして滅多打ちされた奴隷の女性は死亡。盗みを働いた子供を叩くのを嫌がった人が殺すほど人を殴る。そして自身も戦場で討たれるも生きてるようだ。そして、この頃から元奴隷2人はお互いを兄弟と言うようになる。クヌートは土地を獲るが孤独。HPにて追記https://www.kashiwa1969.online/?p=6531
2020/01/25
夜の女王
☆☆☆ トルフィンの居るケティルの農場に攻め入ろうとするクヌート王。酷薄そうな王らしい顔つきになってきた。王はこうでないと。ケティルに虐待されたアルネイズの哀しい死。それを受けて、トルフィンたちはヴィンランドを目指す決意をする。クヌートもトルフィンも目指すものは戦乱のない平和な世界だが方法論が全く逆。それは王と奴隷という立場にも言えると思う。ともかく、長いうつけたような奴隷編が終わり、物語が動き出したのが嬉しい。
2013/08/05
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