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花井沢町公民館便り(1) (アフタヌーンKC)

花井沢町公民館便り(1) (アフタヌーンKC)

花井沢町公民館便り(1) (アフタヌーンKC)

作家
ヤマシタトモコ
出版社
講談社
発売日
2015-03-23
ISBN
9784063880410
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花井沢町公民館便り(1) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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wata

特殊なフィルターで隔離され、人の出入りが一切出来ない未来のない町。事故でそうなったそうで…気が狂いそう(T_T)。

2017/05/17

いっちゃんず

理不尽な状況下で外界から遮断され、それでも日常生活を営みながら、壊れていく花井沢町の人たち。内と外が完全に隔絶していないゆえの絶望感。ヤマシタトモコさん、こういう話も描けるのか。すごい。でもこれ、2巻に続くの?

2015/04/08

くりり

もっとホンワカした話かと思いきや、外界から隔離された花井沢町が死に絶える?ぞっとする話。直ぐそこに狂気が...

2017/05/07

すみの

ある日を境に隔離された花井沢町。ある事故のせいで不可視なシールドで覆われ、生命反応がある有機体は隣町との境界を越えての行き来が不可能。花井沢町民は町外の世界を体験することなく死に向かって日常生活を送る。第1話登場の女性・希は7話、8話と関連するが、想いを寄せている町外在住男性・総一郎との叶わぬ願いに泣ける。(人災であろう)事故で不自由を強いられ、運命を狂わされ、それでも生きていくしかない彼ら町民に救いはあったのかな。彼らのために祈りたくなる作品。

2015/05/16

天の川

読んでいて息苦しくなった。事故でできてしまった隔離空間。生体反応のある者の出入りを許さない。現状打破の可能性が全くない人工的な閉鎖社会で生きてゆくしかない町民は諦念の中で日常生活を営むのだ。未来も希望も許されない彼らに外との交流があるが故の残酷さ。偽善や差別。町の様相は少しずつ荒廃していき、町民の人口は減少し、人々の心は損なわれていく。最後の町民、希ちゃんの恋がとても切なくて…続きが気になる。

2015/12/04

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