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花井沢町公民館便り(3)<完> (アフタヌーンKC)

花井沢町公民館便り(3)<完> (アフタヌーンKC)

花井沢町公民館便り(3)<完> (アフタヌーンKC)

作家
ヤマシタトモコ
出版社
講談社
発売日
2016-09-23
ISBN
9784063881868
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花井沢町公民館便り(3)<完> (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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wata

最後の一人になった希さん。好きな人と一緒に暮らせるようになってもお互い触れることが出来なくて一緒に暮らす前より寂しい(T_T)ラスト、耐えられなくなった先は…?

2017/05/17

くりり

ついに最後の話へ、仮死状態は生物か?一緒に暮らすようになって逆に耐えられなくなった孤独感、絶望と希望の境界を通り抜けて...間に合うのか?

2017/05/07

天の川

境界線がなくなるというハッピーエンドは期待していなかったけれど…自分の置かれた状況を受け容れていた(?)希が、二人で暮らすという選択肢を選んだことで、絶望感に押し潰されていったことが、切なくてたまらなかった。医者不在の町で頑張ろうと理想に燃えた少年を待っている未来は…考えたくない。灯りのともる街並みの中に漆黒の一角。過去形となった花井沢町。ラストの2ページが救いとなりますように…

2016/09/25

ブレーメン

二人が同居し始めて、「おかえり」「ただいま」「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「いってきます」この当たり前の繰り返す日常の描写を見てから胸がギュッと締め付けられる思いがしてきた。そして、「きみに触れたいよぉ」というシーンで私の涙腺は崩壊した。どうか彼女がまだ諦めないでいて欲しい。お願いだから。↓のヘレンさんの感想を見て、表紙を見返して希望を見出だした。ありがとうございます。

2016/10/02

ぐうぐう

境界ができたからと言って、想いまでもが遮られることはない。が、その救いが、逆に絶望を感じさせることもある。孤独とは、想いだけでは救えないと、ヤマシタトモコは残酷に告げるのだ。しかし反面、孤独は、人を強くもしてくれる。境界の向こう側に聡一郎が、再び希の姿を見つける日は、きっと遠くないはずだ。救えないかもしれないが、想いは孤独を癒すはずだ。

2016/10/09

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