会長 島耕作(4) (モーニングKC)
会長 島耕作(4) (モーニングKC) / 感想・レビュー
T2y@
テーマは漁業と集団的自衛権。 “持っているけど、行使しない。”その力を持つ事が重要…… と、きわどい議論も盛り込まれていたが、『サバはノルウェー産が旨い。』というネタの方を、まずは生活の中で活かして行きたい。
2015/04/02
ぐうぐう
第4巻で描かれるのは、近大マグロと集団的自衛権。どちらも現代的なテーマではあるが、描き方に問題がある。解説者となる人物を登場させ、延々と講釈する。勉強にはなるが、講釈がドラマと乖離してしまっている。あくまでドラマの中でそれらの問題を提示するという努力を、作者は放棄しているように思える。怠慢は、島耕作が嫌う行為のはずですぞ、弘兼さん。
2015/03/30
highig
( ^ω^)還暦も過ぎ、会長として一企業の代表ではなく、一人の財界人として大所高所から日本の問題を考えていく島耕作。今巻のテーマは漁業と集団安全保障。古来より島国としてタンパク質の多くを魚に依存してきた日本にとって、昨今の漁業の衰退は一大問題である。集団安全保障問題も憲法解釈の問題も含めて今ホットな話題と云え、中々に興味深い話であった。それはそれとしてだ、この島耕作シリーズには何か・・・ホモを出さないといけない決まりでもあるのか?島耕作の尻を狙う過去よりの刺客・樫村! 島 俺のことを愛しているか?ウホッ!
2016/06/12
Kei
ヨコワ・メジマグロ-クロマグロの幼魚のこと。クロマグロの寿命は20~30年、産卵可能なのは5年以上のもの。トロは昔ねこまたぎとも呼ばれていた。コスタリカ-軍を持たない国。日本はさばの乱獲が放置されており、国産の良いサバを見つけることは難しい。ノルウェーでは、サバは脂ののった時期しか採れないよう規制をかけているので、ハズレが少ない。日本は漁獲枠(TAC)が全体の総量を決めているだけで誰がどれだけ獲ってもいい形になっている。早い者勝ちで各漁船が少しでも多く獲りまくる。
2017/03/18
にゃむこ@読メ13年生
「近大マグロ」に注目する日本の漁業システムと集団的自衛権。今や「島耕作と学ぶ○○」のような、<時事問題解説マンガ>と位置付け、割り切って読んでいる。
2015/06/20
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