コウノドリ(17) (モーニングKC)
コウノドリ(17) (モーニングKC) / 感想・レビュー
しいたけ
丸々ゴロー先生の『離島医療』。単純に離島の医師を「りっぱ!」と描くのではなく、極普通に暮らす生活者として描いているが、それでもやはり尊敬する。離島医療の問題提起も上段からではなく盛り込まれ、成長していくゴロー先生も見ることができて、お腹いっぱいの巻だった。
2022/10/08
はつばあば
離島だけでなく僻地でも医者の足りないところはいっぱいある。我が家の近くにも病院は沢山あるが・・家庭医とは言ってもお若い先生ですから夜間診療はしませんと。それに今迄のお医者さんのように往診をしてもらえない。いざとなったらやっぱり救急車のお世話にならなくてはならないが・・ご近所の手前・・救急車を呼ぶのにも抵抗がある(^^;。ゴローちゃん未来の夢がちょっと見え始めましたね。総合診療医、難しいだろうが白い巨塔ばかりが医者じゃないし、Drコトーもいることだし頑張ってもらいたいですね。
2018/06/12
りーぶる
ゴロー先生、離島へ。離島の医療の最大の意味は死亡診断書が書けること。安心して診てもらえる事。私はそういう場所に居たことがないので本当の意味で理解することは出来ないだろうけど、子供が産めない島、というのはとても悲しい響き。産めなかった期間だけ小学校のクラスが半減するとかリアル過ぎて胸が苦しくなりました。ゴロー先生に恋の予感。戻れないと言ったゴロー先生は何を思ってペルソナへ帰るんだろう。サクラもしのりんも出番ナシだったけど大満足な巻でした。
2017/03/28
扉のこちら側
2017年418冊め。「離島医療」の巻。離島医療と言うと作中でも触れられているように見取りの印象があるのだけれど、周産期医療も行われているのだな。総合診療医の育成は今後どうなっていくのか注目である。しかし赤西先生も立派になったな。そしてあの看護学生とか、再登場のキャラクターがいるとうれしい。
2017/12/16
またおやぢ
『農家は美味しい野菜をつくる。漁師なら新鮮な魚を獲る。食堂なら美味しい食事を出して、職人ならいいものを作る。それで人から「ありがとう」と言われたら嬉しい…それと一緒かな』なんともシンプルで力強く、そして真に触れた仕事観であることか。急に始まった離島医療の物語ではあるが、これまでにない切り口の数々に胸を打たれる。しかし、このシリーズに登場する医師はなんでこんなに魅力的なのだろう?人と人との繋がりにこそ、生きる意味と価値、そして未来があることを気づかせてくれるシリーズ第17巻。
2017/03/23
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