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へうげもの(24) (モーニングKC)

へうげもの(24) (モーニングKC)

へうげもの(24) (モーニングKC)

作家
山田芳裕
出版社
講談社
発売日
2017-06-23
ISBN
9784063887358
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へうげもの(24) (モーニングKC) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

去年の大河を思い起こさせる大阪戦役。後藤も真田も奮戦するが・・・。要所要所でへうげが顔を覗かせるが、戦の流れは止められない。古田の一族も敵味方に別れ、それぞれの生きざまを全うしてゆく。古織はただ見守るだけ・・・な訳がない。まだまだ一華咲かせる覚悟、最終巻が気が気じゃない!

2017/08/10

ミエル

家康に限らずほんと権力者の一声って嫌になる。蓋開けてみたら豊臣勢を殲滅したがってるのって爺上だけ、あまり気乗りしないその他徳川勢との温度差がね、もう…。 古織サイドでは蟄居、徐徐に身内に害が及びはじめ…、こうなってくると一笑いを起こすにも知恵と勇気がいるような。親としての人間としての葛藤にひょうげは生かせるのか、古織に期待。

2017/06/26

ぐうぐう

「何故……何故あなたは想い出の品を用い……末期を感じさせるのですか……? これは……喫めませぬ……もし喫まば……今生の別れの茶席なるゆえ この手前を目の当たりにして……武人の妻としての覚悟が……崩れてしまいました……しからば……いつまでも私を……おかしうさせて下さい 如何な責めにも怯まず……生き続けて……ひょうげて下さいまし」惜別の想いが強過ぎ、らしくない茶の席となる織部に対しての、おせんの言葉。ドローンに一本足打法、『へうげもの』は最後までひょうげるか。次巻、完結!

2017/08/02

入江

結末は歴史なので知っているのですが、こんな形で追い詰められていくんですね。いいご夫婦だなあ。徳川家康ともあろう人が、こうなっていくとは。秀吉の後半も凄まじいものがありましたが、家康には巻き込まれてしまうんですね。合戦中、柳生宗矩のポーズがステキ。

2023/02/04

ざれこ

真田の忍術ってあんた(笑)久々にこの作品で笑ったわ。クライマックスが着々と迫ってるのになんだろう、織部の飄々と覚悟決めた感じに救われて、悲壮感なく読み終わってしまった。でもそれでよかった気がする、彼はこういう男だと、もう私たちは知ってるから。これからつまらない江戸時代がくるのかなあ、でも織部の思いを継ぐ者もたくさんいる。

2017/07/24

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