会いにいくよ (少年マガジンコミックス)
会いにいくよ (少年マガジンコミックス) / 感想・レビュー
かおりんご
漫画。森沢明夫さんのブログで知りました。震災後のボランティア活動に焦点を当て、実話を元に描かれています。数ページ読んだだけで号泣。心無い言葉に、やるせない気持ちになったり、現場の状況を思い出し、悲しみがこみ上げてきたり。あのとき、私にできたことは募金活動くらいでした。未だに支援は必要なのに、何をすればいいのか皆目見当もつきません。教育現場では、風化させないよう話をするにとどまっています。一人でも多くの人に、この漫画を読んでもらいたいです。そして、自分にできることは何かを考えて欲しいと思います。
2014/03/23
秋せつら
東日本大震災から3年が経とうとしている・・・当時よりは記憶が薄らいできているのは確かだが、あの時の事は未だに覚えている。 と言うより忘れられない・・・月日が経てば忘れると思っていたが、人って簡単に忘れられないもんなんですね。 この1冊も、そんな忘れられない貴重な物になった。
2014/03/07
hogayan
絵本作家が被災地にボランティアに行ったときのお話。書店でふと目に留まり、買ってみました。何気なく買った本だけど、読んでよかったなぁと思います。読みながら、やっぱりつらくなったけど。
2014/03/23
よしの
義憤にかられて口を出すだけの善意の人間が一番厄介、というのはいつでも同じことだけれど、有事の際その善意の人間の言葉こそが、実際に行動する人の数を減らしていく。結果的な話ではあるけど、あの時、大人への娯楽支援は暫く必要なかったが年端もいかぬ子供への娯楽は彼らの心を守る為にも必要だったんだ。ラジオから流れる子供向けの歌に勇気付けられたのは、子供だけではなかったけれど。あの日の映像を見るのは怖い。でも、こうして漫画という形にしてくださったことで、怖がりすぎずに私はまたあの日に戻れた。
2014/03/20
陸抗
震災が起きたとき、ただテレビを見て呆然としていたので、ボランティアに参加された方には本当に頭が下がる思いです。ボランティアに参加された、絵本作家ののぶみさんの実話を森川ジョージさんが漫画にしたもの。現地の方は忘れたいかもしれない。けれど、津波の被害に合う可能性がある地域に住んで居るので、忘れたくないです。子供に津波の怖さを教えるのにも、役に立ちそうですし…。たいした事は出来ないけど、今でも何かしたい。何が出来るか、考えるのにもとても良い一冊でした。
2014/08/06
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