絡新婦の理(1) (少年マガジンコミックス)
絡新婦の理(1) (少年マガジンコミックス) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
角川から講談社に移転したためか本屋で見つけ出すのに苦労しました^^;でも画が華やかな感じに変えているのにそれが逆に状況にじわじわと絞め殺されるような息苦しさととおどろおどろしさを醸し出しているのが凄い。志水アキさんは本当に天才か!この作品でもっとも印象的なプロローグは削除されていますが、ある意味、ネタバレだから仕方ないか・・・。女学生が男達によって非道い目に遭うのが本当に辛い。そして小夜子が虫螻のような男に言われた「身体ばかり先に育って頭は空っぽ」という言葉は私も父に言われたことがあるので嫌悪しか湧かん。
2015/10/27
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
★★★アレ犯人誰だっけ?コミカライズは、既に出来上がった頭の中のイメージとの差異を楽しむのも魅力。巻末にあるように、原作者から何をやってもOK!のお墨付きもあり、作家が任せられた役割と闘いつつ形として作り上げた軌跡も感じられる。アレだけ分厚い作品を薄っぺらくせずにコミカライズにするのは大変な事では…って思ったけど、原作の厚みは決して大河的なもんじゃ無く、本そのもの厚みだったな、と思い当たって、ちょっとニヤリ(´・∀・`)かな(笑)
2015/11/04
ミエル
前回読んだのが、鉄鼠の檻。逆順になるけど、今回は絡新婦の理。鉄鼠の時の感想で書き忘れてたけど、待古庵がうちの熱帯魚の正面顔に激似でなんだかかわいく思える。あれはほとんど魚だろうよ。全寮制女子校ってミステリには申し分ない舞台設定、ゴシックでクラシカルなビジュアルが合ってて良い。鉄鼠よりもこちらの方が画風に合ってる気がする。
2018/11/29
T.Y.
お嬢様学校に流れる呪いの儀式の噂。女教諭が殺されたのも呪いのせいだと。教諭に陵辱され恨んでいる親友の渡辺小夜子のため、呉美由紀は儀式集団と接触を図るが、本当に呪った相手が殺されてしまい…今までのシリーズと異なり、原作から叙述の順番を大幅に組み替えたコミカライズ。魅せるための独自の工夫が感じられて良かった。結果、ここまでは美由紀主役の学園オカルトホラーが中心、+αで学外の事件捜査(木場の章)という感じに。キャラと演出はイメージを裏切らず安定の出来。カラーページがないのだけが残念。カバー下は初読者向け?
2015/10/16
カラシニコフ
なんか講談社に移籍してるし(苦笑)てか、マンガ版で鉄鼠やってないけど、なんか関連してなかったっけ?ともあれ、京極版マリア様がみてる、開幕(違) ★★★★☆
2015/10/18
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