絡新婦の理(3) (少年マガジンコミックス)
絡新婦の理(3) (少年マガジンコミックス) / 感想・レビュー
yucchi
木場修、榎さん、こけっしーと私の好きなキャラが活躍する巻。こけっしーは登場しただけか(笑) 榎さん素敵っす!榎さんカッコイイっす! 後半でようやく京極堂が重い腰を上げる。毎回京極堂は腰が重いねぇ。次巻で完結らしいがあの長さの原作がコミック4巻に収まるのかぁ。近いうちに原作を再読するぞー(๑>ω•́)۶
2016/10/18
カラシニコフ
絡まるような感じは、まさに蜘蛛。ラストの京極堂がカッコ良すぎだろ。 ★★★★☆
2016/12/12
ぐうぐう
榎木津礼二郎の存在は、本格ミステリにおいてルール違反であり、それは破綻を意味している。しかし、百鬼夜行シリーズは破綻しない。それは、犯人探しが目的の第一義ではなく、憑き物落としこそが目的であるからだ。「敵は…事件の作者だ 君達は登場人物だ 登場人物は作者を指弾できないぞ」この榎木津のセリフは、百鬼夜行シリーズを象徴している。破綻どころか榎木津の存在は、物語の強度を高めているのだ。「探偵に必要なのは結論だけだ 解体はーー拝み屋の仕事だ!!」
2016/10/30
T.Y.
原作第6~8章。織作邸を訪問した木場は川島と目潰し魔の関係を突き止め始めるが新たな被害者が。女学院には榎木津がやって来て「黒い聖母」を捕らえるものの、こんな実行犯を捕らえても意味はないと宣言。事件解決に動く気はなかった京極堂だが、今川からの「憑物落とし」の依頼でついに腰を上げる…個々の事件は解決され始めるもそれが次の事件を呼び、全ては蜘蛛の巣の上、それを見事に漫画に落とし込んでいて圧巻。今作はやや急ぎ足で蘊蓄端折り気味なのだけが残念か。無能な大人達のダメさと、美由紀の榎木津の信頼もよく伝わって良かった。
2016/10/19
まるぷー
聖ベルナール女学院で起こった目潰し魔と絞殺事件。そした、更に売春婦の連続殺人事件。警視庁木場刑事が織作家に迫るのだが、織作家の女性達が手強い。警察官を止めて、榎木津の助手となった益山が地味に活躍。そして、榎木津が珍しく現場に乗り出し大暴れ。拝み屋京極堂が「全く同じ事件が別の動機で引き起こされている」と。いよいよ、織作家に京極堂も乗り出し、黒幕を暴き出す。不穏な雰囲気も漂わせた終わり方で次巻へ。リアルで迫力ある作画に今回も楽しめた。
2016/11/22
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