鉄鼠の檻(2) (KCデラックス)
鉄鼠の檻(2) (KCデラックス) / 感想・レビュー
鱒子
kindle 原作を読了してかなり経っているので、もう色々忘れてます… お坊さんがいっぱい出てきて、途中わけわかんなくなった事ぐらいしか覚えてないです。漫画版の方が分かりやすいな。ーー雪深い山奥の謎の禅寺、ぽっとん便所版犬神家のような死体、謎の狂人も現れ、物語はグイグイ加速。
2018/09/03
yucchi
坊主祭第二巻。京極堂の登場はなし(笑) 益田君がイケメンでステキ(´∀`*) 自分のネタバレノートを確認したので、これからどのようになるかはだいたいわかるけど、懐かしい人もチラホラ出てきたねー。個人的にはイケメンな榎さんをもっと見たいのです。『絡新婦の理』が駆け足で終わってしまった分、じっくりと進んでもらいたいなぁ。次巻も楽しみ♪
2017/11/26
まるぷー
京極堂や榎木津の登場はほとんどなく、刑事と坊主たち、今川古物商中心。小坂了稔和尚に続き大西泰全老師が東司で逆さになって殺害。宗派が入り乱れる明慧寺の僧侶たち。警察に保護を申し出る桑田常信。そして、37人目の僧侶の出現や時の止まった謎の童女鈴。誰が怪しくて怪しくないのか、今後の展開が楽しみになってきた。寺内における僧侶の力関係や立ち位置が見えてちょっと興味深い面があった。
2017/11/30
雪紫
再読。前巻予告でもあった犬神家な第2の殺人が発生。会議は踊る。されど進まず。振り回されまくる警察。圧巻される僧侶や鈴の描写・・・そして原作通りの益田の関口達への馴染みっぷり・・・既にこの時点で一味入りフラグは建っていた?
2020/11/23
ぐうぐう
「芸術とは何だ?」「び…美の表出…ですか?」「美とは?」「綺麗なもの…すぐれた…も…の?」「綺麗とは如何なるもの? 優れているとは何に比べて優れておるのか?」「そ…それは…」「それに芸術は綺麗なものばかりとは限らんのでは? 禅匠の造るものは説明でも象徴でもない絶対的な主観 世界をぽんと鷲掴みにしてどんと出すだけ 人がそれに美を感じたとしても造った禅匠には無関係なんじゃ」問答による価値観の逆転は『百鬼夜行』シリーズの本質だが、『鉄鼠の檻』では坊主がそれをすることによってまさしく禅問答が展開される。(つづく)
2018/01/03
感想・レビューをもっと見る