夜廻り猫(3) (ワイドKCモーニング)
夜廻り猫(3) (ワイドKCモーニング) / 感想・レビュー
yoshida
今宵もどこかで涙の匂い。3巻は作者の友人の松阪志都さんのエピソード。エピソード公募で寄せられた実話による作品が特に良かったです。猫であれ、犬であれ、言葉は通じなくても愛情を持って接すれば心は繋がる。そこに存在してくれるだけで、どれだけの支えになってくれていることか。勿論、疲れた心に染み入るメッセージも沢山。「大変と不幸は違う」などバタバタした毎日を送る私にも訴えかけてくるメッセージです。平蔵への恩返し。重郎とニイ、平蔵のやり取りも良し。ゆっくり読みたいのだが、ページを捲る手が止まらなくなってしまう。良作。
2020/02/23
さらば火野正平・寺
いい歳をこいて馬鹿みたいな事を言うかも知れないが、私はこの野良猫・遠藤平蔵みたいな男になりたい。心で泣いている人に寄り添える者に。動物じゃないととてもできない難しい事だろう。読者の体験談や著者の友人の実話も交えた3巻。誰かを愛する人は愛せる人である。ゼン君とメロディちゃんの恋も愛せる。そして現実と静かに闘う人は美しい。いじめられた少年の言う「何でも出来て上の受けもいい いじめる奴って人気者なもんなんだ」という台詞に吐胸を突かれた。教師や上司になる人は、胆に銘じるべきである。少年は静かに闘っていた。
2018/03/01
ままこ
切なさも混じったほっこり優しい年初め読本。『ラミーは、いらない』それはいらなかったけど素敵なプレゼントににっこり。夜廻り新聞『来年こそネコ年』のインタビューも面白かった。
2018/01/03
hirune
【Kindle】1話1話にグッと涙がこみあげてきます?しづさん、ものすごく大変そうなのに とっても輝いていて、素晴らしいなぁ。ネコのみならず カラスのミギとヒダリまで…頭が下がります。。あと ワカルが自由に生きてるようで、なんとなく癒しになってるのがよいですね^^
2018/07/13
ペルー
新年第一冊目はこれ‼遠藤さん&重郎のコンビ。いつ読んでも心にほわっと暖かい火が灯ります🎂
2018/01/01
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