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トリック・トリップ・バケーション ~Trick Trip Vacation~虹の館の殺人パーティー (星海社FICTIONS ナ 3-2)

トリック・トリップ・バケーション ~Trick Trip Vacation~虹の館の殺人パーティー (星海社FICTIONS ナ 3-2)

トリック・トリップ・バケーション ~Trick Trip Vacation~虹の館の殺人パーティー (星海社FICTIONS ナ 3-2)

作家
中村 あき
CLAMP
出版社
星海社
発売日
2017-11-16
ISBN
9784065105528
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トリック・トリップ・バケーション ~Trick Trip Vacation~虹の館の殺人パーティー (星海社FICTIONS ナ 3-2) / 感想・レビュー

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ami*15

館、孤島、密室殺人とミステリーとしては定番ですが好きなネタが充実していて、思っていたよりも楽しめました。キャラの濃い作家たちと2つの殺人、各所に散らばった伏線の数々、構成としてはシンプルでありながらも最後まで読んでみて改めて「ミステリーって本当に面白い」ということを感じさせられた作品でした。解決編は見事だったが、終章の内容がなんだか複雑な気持ちに…。りり子も謎の多い人物だったし、調べてみたところあきとりり子の物語はまだ何冊かあるそうなのでそちらも是非読んでみたいところです。(ちなみに今作は2作目らしい)

2018/04/06

しぇん

色々物議をかもしだしたデビュー作から4年。まさかの続編が……。正直前作殆ど思い出せないまま読了。孤島+館物と基本的なミステリー物ですすみ読みやすかったのですが終盤はちょっと唖然としたり前作思い出せないと解らない展開に…。軽く読み返してから読むべきでした。

2017/11/18

あんすこむたん

推理ショーにおいても否定される説が強引すぎるし、笑ってしまったレベル。フーダニットにしたのは正解と言えるが、欠点を隠しきれていない。最後の展開もかなり難がある。正直言えば新しさは無い。

2019/05/16

戸坂くるはね

次作が来月に出ることを思えば大人の事情があった四年間だったんでしょう。前作の騒動でつぶれずに本格で再度勝負を仕掛けたわけですから相当な覚悟をもって書かれた一冊だと思います。よくやった!面白かったぞ!中村あき! 四年前騒いでた本格ファンを自称している方々に読んでほしい小説です。中村あきは確実に今後化けますよ。急いで読まなきゃ、あきに追いつかない!!!!!!! 来月の新作楽しみです。

2017/11/20

茶々吉(パーソナリティ千波留)

「孤島」での「密室」、つまりは二重の密室での殺人事件ということで、ワクワクしたのだけれど、ちょっと強引すぎる気がして、途中から醒めてしまいました。 トリックが斬新なのは良いけれど、現実離れしすぎ。 しかもハウダニットとフーダニットに凝りすぎて、ホワイダニットがとってつけたみたいになっていました。深刻な理由の割に、あっさりと最後に説明されていたのが納得いかない。 あとがきに新本格派30周年に捧ぐ的なことが書かれていました。思えば綾辻行人、法月綸太郎、有栖川有栖ってすごかったんだなと思い返してしまった。

2018/01/28

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