TYPE-MOONの軌跡 (星海社新書 119)
TYPE-MOONの軌跡 (星海社新書 119) / 感想・レビュー
こも 零細企業営業
あのTYPE-MOONの歴史の書だった。俺、月姫とステイナイトしかプレイしてなかった。あと、劇場版で空の境界を全巻揃えただけだ。アニメもステイナイトの凛ルートが最後だし?桜のルートはゲームで痛々しいと思ってたから見ていない。FGOとか完全にポカーンだった。そんなTYPE-MOONの作品を全部網羅してくれてるから友人との話で分からなかった奴の話がある程度わかるようになった。聖杯が2つあるとか、その発想は無かったわ。。だからサーバントが増えてたんだな。友人はその辺りの説明をしてくれなかった。やっと理解出来た。
2022/08/21
レリナ
TYPE-MOONの立ち上げから現在に至るまでを詳しく書いた良書。TYPE-MOONについて詳しくは知らなかったので、知るきっかけになった。月姫やFateなど、TYPE-MOONを代表する作品について詳しく書かれていた。TYPE-MOONがこんな風にできていったのかと思うと感慨深い。知らないことが多かったので、自分にとってはとてもありがたい良書。TYPE-MOONが作る作品はヒット作が多いので、知っている作品は結構あった。魅力的な作品が多いTYPE-MOON。これからもいい作品を生み出していってほしい。
2019/08/24
たか厨
私は特にTYPE-MOON信者ではない。『Fate』はセイバー・ルートしかクリアしていないし、今話題の「Grand Order」もやっていない。『空の境界』は読んだが、正直面白いとは思わなかった。だが、本書は那須きのこと武内崇という二人の中学生が友情を結んだことに端を発し、彼らが自らの才覚を以って、日本のエンタメ界に自分たちの居場所を切り開いていった道程の記録として、興味深く読むことが出来た。特に雌伏時代、武内が、那須が執筆に専念できるようにと生活費を負担してあげたという話には、その友情に胸が熱くなった。
2018/04/04
緋莢
「FGO」はプレイしていませんが、漫画で『真月譚 月姫』、小説やアニメで「Fate」シリーズに触れた自分には、このタイトルの通り、「TYPE-MOON」がどのような 「軌跡」を辿って来たのか良く分かりました。中心人物である奈須きのこと武内崇が中学生の時に出会い、「奈須きのこという才能をどうにか世に送り出したい」と武内が考え、同人サークル「竹箒」を立ち上げ、HPに『空の境界』を連載、さらに同人ゲームとして「月姫」を作成したというのに驚かされました(続く
2018/02/04
shikada
「月姫」「Fate」などのコンテンツ制作を続けるTYPE-MOONの歩みを振り返る一冊。速筆で独自の世界観を持つライター・奈須きのこと、原画とプロデューサーを担う武内崇の2人組が中核。6冊しか売れなかった初めての同人誌からスタートして成功を重ね、同人から商業に移る決断(同人だと、法人と対等な関係を作るのが難しいとか)に至るまでの部分が読み応えがあった。派生作品が多い型月作品を総括して、キャラクターの造形なんかを整理してくれているのもありがたい。
2022/05/08
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