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不思議な少年(4) (講談社漫画文庫 や 6-33)

不思議な少年(4) (講談社漫画文庫 や 6-33)

不思議な少年(4) (講談社漫画文庫 や 6-33)

作家
山下和美
出版社
講談社
発売日
2017-11-10
ISBN
9784065106068
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不思議な少年(4) (講談社漫画文庫 や 6-33) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

やっぱり、染みる。文庫版4巻は総じて小粒な物語群だが、良品揃い。人生に踏み出して行く一歩、そんな勇気や希望を与えてくれる。あのロシア最後の皇帝が産まれ変わる『良ちゃん』、少年と袖すり合い仕事に向き合う『40歳のOL村山香』 。でも一番胸を射たれるのは『NX-521236号』かな。千年の宇宙探査・テラフォーミングの旅のリーダーたるNX-521236(だけ)は特別だった。百万単位で存在する同型ロボットたちのまとめ役。次第に失なわれていく仲間たちの声を聴きながら、博士の与えた任務を遂行していく・・・。

2021/05/12

chiyo

★4.0 第二話から第七話までは時が巧みに使われ、登場人物の過去や未来に不思議な少年が登場する。中でも、ノスタルジーと友情が心地好い第四話、切なさと愛情が感じられる第五話が印象的。また、どんなに想い合っていても、永遠ではなく終わりが来ることを選ぶ第三話も感慨深い。逆に、第一話は社会に揉まれる女性を主人公に据え、全七話中で一番現実味がある。そして何となく、電車で出会った彼とは今後の発展が期待できそうな予感が。不思議な少年の粋な計らいで、こういった優しさが他の話でもチラホラ。大分人間の感情に慣れた感あり。

2023/07/27

NOJI

天使だ

2020/08/15

たまりんどすい

漫画。人間は永遠を選ばないのか?少年のつぶやきだ。でもロボットのNX-521236号でも存在理由が無くなると自爆してしまう。少年は一人ぼっちで存在するのに耐えられるのだろうか?永遠を生きるとはそういうことなのだろうと思った。

2018/01/02

まりこ

三話ともラストが不思議な少年の心に響いてある気がする。人殺しにも優しい人格が影にある。水晶玉の猿は人間を超えた人だった。ひょうげた優しい人。復讐の話は、怖かったがロム族らしい結末。

2017/11/02

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