Op‐オプ‐ 夜明至の色のない日々(1) (イブニングKC)
Op‐オプ‐ 夜明至の色のない日々(1) (イブニングKC) / 感想・レビュー
あまね
感情のない男と、共感覚で人の感情が解る少年とのバディ物。登場人物すべてがなんか訳ありっぽい。主人公が刑事や探偵ではなく、保険調査員という所も上手い。ミステリとしても面白いし、先が楽しみ。おっさん成分多目なので、落ち着いて見られるわ(笑) S属性の行政刑事、実はいい人だったりするのかしら?(^^;
2018/01/31
なると
BL読みの特権だったヨネダさんが一般誌(イブニング)へデビューの一冊。ノリの良さとかダブルミーニングといったレトリックなど、ラブ面以外でのヨネダさんの良さが存分に表現されている。物語は、しがない保険調査員の夜明至と、何やらワケありな面々が取り巻き、案件を調査してゆく展開。そしてバディものたがその相棒が意外な設定で。登場人物の過去をチラ見せしていて、囀ずる┅同様にさらっと言うセリフが実は伏線だったとなるかもしれないので、いちいち注視して読む。まだまだ先が長そうだが、これからもっと面白くなること間違いなし。
2018/02/10
かおる
なんとなく、初期の浦沢直樹を思い出した。玄のビジュアルは「20世紀少年」の主人公によく似ている。アウトサイダー系な人間が多いのは、やっぱりこの作家さんならではですね。
2018/02/02
那義乱丸
事故の真相を探る保険調査員のミステリーモノ。そこに、共感覚を持つ少年が加わってなかなかに面白い味付けになってる。また、登場人物も、豊満な熟女好きのバツイチやもめの主人公・夜明至をはじめとして、ドSな警視・行政、極道の鯨と鮫(「囀る~」とリンク)、件の少年・玄と、みな一癖も二癖もある個性的なキャラばかり。また、それぞれに複雑なものを抱えていそうなワケアリばかりなのもワクワクする。女性キャラ・千秋はあまり好きではないけれど。夜明と行政の関係性にも興味津々なので、それも含めて今後が楽しみな作品である。
2018/01/28
フキノトウ
温度の低い夜明(保険調査員)の周りには、夜明を好きな人が多いな。行政とのやり取りも面白い。少年・玄と夜明の過去も気になります。
2018/01/28
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