ビューティフル・ソウル2 ――それでもあなたに笑ってほしい―― (講談社ラノベ文庫 さ 7-1-2)
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ビューティフル・ソウル2 ――それでもあなたに笑ってほしい―― (講談社ラノベ文庫 さ 7-1-2) / 感想・レビュー
真白優樹
ファミリアの襲撃を退け、大切な事を学ぶ中、再び元首の魔の手が迫る今巻。―――押し通せその願い、例え誰かを潰すとしても。誰もが正しく、同時に不正解。それぞれの正解同士が激突する中で出来るのは、自らの願いを貫く事のみ。戦いというものの一つの側面が描かれ、救えぬ世界の有様がまざまざと見せつけられる今巻。神に縋る者達、最後まで人間として歩む者達。どちらも悪ではない。そんな中でクラナ達が貫いた願い。その願いは、こんなにも無慈悲で残酷な世界にどんな選択肢を付け加えるのだろうか。 次巻も早く読みたいものである。
2018/04/06
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