7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(5) (ヤングマガジンコミックス)
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(5) (ヤングマガジンコミックス) / 感想・レビュー
KAZOO
いよいよ世に認められるときになって来ました。7人というのですが、シェイクスピアの書いている作品のための資料を調達する人物も含まれているのですね。最初から一緒にいた人物はマネジャーあるいはディレクターに徹していこうという役割なのですね。いよいよマクベスを書いていこうということなのでしょうが、この時代の背景などもよく理解できます。
2018/06/13
アーちゃん
ついに作中で7人のメンバーが明かされます。といっても大体わかっていた事だったのですが。あくまで縁の下の力持ちとして、マネージメントに徹するワース。これはこれで才能でしょう。そして次の芝居の制作開始。三人の魔女が気に入ったと話すリー。次巻が楽しみです。
2018/06/09
天の川
いよいよ、「マクベス」に着手。”きれいは汚い 汚いはきれい”リーの紡ぎ出す詩はどこまでも深い。7人のチームによるシェイクスピアの中に彼が入っていないなんて…。確かに、戯曲の創造には関わっていないけれど、資金調達や人脈の構築は彼なのに。そして旧教と英国国教会の対立のすさまじさ!万が一、彼らの信仰が露見したら…と、読んでいて不穏な気持ちになる。ここでは旧教の崇高さと英国国教会の残虐さが描かれているけれど、立場が逆の場合、その行為も逆転する。宗教って恐ろしい。まさに“きれいは汚い 汚いはきれい”だ。
2018/06/15
抹茶モナカ
7人が誰を指すのか、はっきり明示された巻。魔女狩りや、宗教問題の不穏な時代背景で、緊張感のある中、演劇の脚本、詩作が展開されていく。ハロルド作石さんもシェイクスピアの作品や時代背景を物凄く勉強しているのが、さらりとセリフに盛り込まれたキッドの『スペインの悲劇』から伺える。もう『マクベス』書いちゃうのか、と、思った。
2018/07/29
むっきゅー
今巻は「魔女」がテーマ。未来を見通すことができるリーの存在、カトリック教のハートリー司祭の魔女狩りによる処刑、そして三人の魔女が登場する「マクベス」の創作開始。1590年、スタンリー座vs海軍大臣一座の劇場戦争が勃発し、シェイクスピアが表舞台に立つ、のか?
2018/06/17
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